暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するbitFlyerは、新生銀行グループのアプラスとの提携により、日本初となるビットコイン(BTC)が貯まるクレジットカード「bitFlyer クレカ」の提供を開始。提供開始からほぼ3日で申し込み件数が1万人を突破するなど注目を集めています。
「bitFlyer クレカ」は、買い物や公共料金の支払いなどに利用することで、利用額に応じたビットコインが自動的に貯まり、貯まったビットコインはbitFlyer上で簡単に売却も行えるのが特徴です。同社によると「ビットコインをはじめ暗号資産にすでに投資されているお客様にはもちろんのこと、まだ暗号資産投資に踏み出したことのないお客様にも暗号資産を身近に感じていただきたいという想いから本サービスは生まれました」とのこと。
クレジットカードのブランドはMastercardのみで、カード表面はナンバーレス、個人情報保護に配慮して、会員氏名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードは裏面に集約されています。またApple PayやQUICPayにも対応します。
ビットコインの貯まる仕組みとしては、カードショッピングの利用で、スタンダードが0.5%、プラチナが1.0%の還元率でアプラスの「とっておきプレゼントポイント」が貯まり、貯まったポイントが自動的にビットコインに交換され、bitFlyerアカウントに貯まります。ポイントからビットコインへの換算レートは、交換日当日のレートが適用される。
同社によると、12月1日の受付開始直後1時間で申込件数は1,000件を達成、その後ほぼ3日で申し込み1万件を突破したのだそう。そのため新規入会キャンペーンとして500円相当のビットコインを先着6千人に用意していたのを、急遽1万人に拡大。同社にとっては嬉しい悲鳴となったようです。また同カードは3月末までキャンペーンとして通常よりも1.5%ポイント還元が加算されるとのこと。
クレジットカードの利用に応じてビットコインがたまるカードは海外では既に導入事例がありますが、国内では初のため反響も大きかったと思われます。同様の事例が今後も増えていくことが予想されますが、どう差別化を図っていくかがポイントとなります。
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