ブロックチェーンゲームギルド「YGG Japan」が、ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys(オアシス)」とマーケティングに係る戦略的パートナーシップを締結したと発表しました。
Yield Guild Games(YGG)は、ブロックチェーンゲームで利益を生み出すプレイ・トゥ・アーン (P2E)のゲームに特化したNFTを提供する、世界最大のDAO型ゲーミングギルドです。28カ国で10万人以上のプレイヤーがいます。
DAOとは、分散型自律組織(Decentralized Autonomous Organization)の略称で、中央で意思決定をする人や機関が存在せず、組織内のメンバー、一人ひとりによって自律的に運営される組織のことを指します。
Yield Guild Gamesは、Axie Infinityのスカラーシップと呼ばれるNFTレンタルプログラムを採用していて、これを広めたことでも有名です。スカラーシップとは画期的なアイディアで、投資家がプレイヤーにNFTを貸し出して、プレイヤーがブロックチェーンゲームで稼いだ利益をシェアする仕組みです。Yield Guild Gamesでは、3万人以上のスカラーを抱えています。
今回、YGGが日本進出し設立したYGG Japanとゲームに特化したブロックチェーンOasysが戦略的パートナーシップを締結したと発表しました。
Oasysは「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクトです。初期バリデータ(チェーン運用主体)はスクウェア・エニックス、SEGA、バンダイナムコ研究所、Ubisoft、Netmarbleなど複数の国内外の大手ゲーム会社が参画しています。10月25日には、メインネットローンチの第1フェーズを開始したことも発表していました。
YGG JapanとOasysのパートナーシップは、ブロックチェーンゲームのマーケティングに関する包括的な内容となっており、具体的には、Oasys上でゲームを展開する事業者へYGG Japanが今後主に日本市場向けに展開予定のマーケティングサービスを一部優遇してご提供するといった連携を予定しているとのこと。
YGG Japan Co-Founderの藤原哲哉氏は「日本は世界から見ても非常に大きなゲーム市場であり、ブロックチェーンゲームシフトが行われようとしています。YGG Japanは日本初のゲーミングギルドとして、多くのユーザーをブロックチェーンゲーム領域に導くため、参入障壁となる問題に向き合うことで日本のブロックチェーンゲーム市場に貢献したいと考えております。Oasysとの提携により、Oasysエコシステムの基盤となる魅力的なブロックチェーンゲームをより多くのお客様に届けることに貢献します」とコメント。
またOasysのディレクター、森山大器氏は「日本のゲーム市場は中国、米国に次ぐ第3位の規模で世界的にもゲームが盛んであり、ブロックチェーンゲームにおいても例外ではありません。Oasysは日本発のブロックチェーンゲームのプラットフォーマーとして、ゲーム事業者様の日本での事業展開をサポートしたいと考えています。YGG Japanとの提携により、Oasys上でゲームを展開いただく事業者様の日本でのマーケティング支援を強化できることはとても魅力的であり、今後の連携を楽しみにしております」と述べています。
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- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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