Web3ファッションブランドの「VARBARIAN(バーバリアン)」が、渋谷MODIの本館1階に期間限定ストアをオープンしました。期間は9月23日までで、メタバース(仮想空間)とリアルの両方で着用できる洋服を販売します。
VARBARIANは、2021年に設立された日本のWeb3ファッションブランド。メタバースやNFTに特化した洋服を展開しています。
VARBARIANがこのたび渋谷MODIの本館1階にオープンした期間限定ストアでは、メタバースとリアルの両方で着用できる洋服が販売されます。
洋服の購入者には「NFT搭載ステッカー」が手渡され、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンにかざすことで、「購入証明NFT」を受け取ることが可能。後日、購入証明NFTが入った暗号資産(仮想通貨)ウォレットに「ウェアラブルNFT」が送られてくる仕組みになっており、メタバースプラットフォーム「Decentraland(ディセントラランド)」内で3Dアバターが着用できます。
全ての洋服にNFT搭載ステッカーが搭載され、1万円以上購入した人のうち先着200名に特別NFTがプレゼントされるキャンペーンも実施されます。なお、店頭で展開されている洋服は、公式ECサイトでも購入可能です。
様々な特典が得られる限定3,333枚の「会員パスNFT」
VARBARIANはそのほかにも「会員パスNFT(VARBARIAN COLLECTION)」の販売も開始しています。発行枚数は限定3,333枚で、保有者にはウェアラブルNFTの無償配布に加えて、今後展開するシーズンアイテムやコラボアイテムの洋服を原価で購入できる権利の付与が行われます。また定期的にデジタルファッションアイテムが無料でもらえ、メタバースのラウンジの使用やメタバースでの限定イベントに参加できるといった特典のほか、一部運営方針に投票ができるといった特典もあり、かなり盛りだくさんな内容となっています。
会員パスNFTは公式ミントページから購入することができ、価格は1枚0.05ETH(記事執筆時のレートで約1万円)。9月26日までに2枚以上購入することで、過去のウェアラブルNFTからランダムで3つと特別ゴールドBOX NFTがプレゼントされます。
メタバースとリアルの両方で着用できる洋服の販売事例としては、ファッションブランドのヒロココシノが展開するウェアラブルNFT「ヒロココシノ アナザーワン(HIROKO KOSHINO ANOTHER ONE)」の例があります。
ヒロココシノ アナザーワンは、同ブランドの2022年春夏コレクションから10ルック(10体)をNFT化し、NFTマーケットプレイス「ザナリア(XANALIA)」で販売するというもの。購入したNFTはメタバースプラットフォーム「ザナ(XANA)」内で3Dアバターが着用できます。8月に販売されると、わずか45分で限定500点のNFTが完売となりました。
メタバース上の3Dアバターは、ユーザーにとって自分の分身。リアルと同じ洋服を着用したいという需要は、ますます増えていくことでしょう。ファッションブランドが展開するウェアラブルNFTに、今後も注目です。
VARBARIAN
https://varbarian.official.ec
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
最新の投稿
- ライフ2024年2月7日東急文化村「Bunkamuraメタバース」を発表
- ビジネス・リクルート2024年2月7日RED TOKYO TOWER STUDIO、新プロジェクト「NINJA RUN」発表
- マネー2024年2月7日博報堂とJAL「KOKYO NFT」実証実験第2弾を発表
- マネー2024年2月7日ワールド・コラボ・ジャパン「寺社支援型NFT PASS」を発売