東京メトロ、営団地下鉄時代の車両写真の「NFTトレカ」発売

東京地下鉄(東京メトロ)が、帝都高速度交通営団時代の車両写真をもとに制作したNFTトレーディングカードを販売開始しました。販売はNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」内の「東京メトロ『Adamガチャ』」にて行われます。

東京メトロは、東京都を中心に首都圏で地下鉄を運行する東京地下鉄の愛称です。帝都高速度交通営団(営団地下鉄)の民営化により2004年に発足し、現在は日比谷線、銀座線、丸ノ内線、東西線、南北線、有楽町線、千代田線、半蔵門線、副都心線の計9路線を運行しています。

同社は今年1月、歴史的に価値のあるデータをNFTとして販売する「CRYPTO METRO(クリプトメトロ)」プロジェクトを開始しました。第1弾では、システム開発会社のホロラボと協業して、実際の鉄道車両を忠実に再現した3DモデリングデータをNFTで販売。また、東京メトロ9路線を代表する車両写真をもとに制作した、NFTトレーディングカードが抽選で当たるプレゼント企画も実施しています。

3Dモデリングデータは、実際の写真をもとに制作しているため、普段は見ることができない車両の屋根や底面を閲覧することができます。さらに、保有者限定コンテンツでは、VR技術を用いることで実際に車両に乗っているような体験が可能になっています。

CRYPTO METROプロジェクトの第2弾となる今回は、帝都高速度交通営団時代の8路線の写真をもとに制作したNFTトレーディングカードを販売しています。

NFTトレーディングカードは、銀座線01系、丸ノ内線02系、日比谷線03系、東西線05系、千代田線06系、有楽町線07系、半蔵門線08系、南北線9000系の8種類がラインナップされ、販売枚数は各路線100枚の計800枚。販売価格は1枚800円となっています。

NFTトレーディングカードの販売は、GMOインターネットグループのGMOアダムが運営するNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」内の東京メトロ「Adamガチャ」にて行われています。

Adamガチャは、出品者が用意する複数のアイテムから、どのアイテムが出るかわからない仕組みになっているため、特定の路線種類を選択しての購入はできません。ガチャのシークレットアイテムとして、特別デザインレアカード1種類が限定8枚のみ含まれているとのこと。

東京メトロはNFTトレーディングカードの販売にあたり、「今では見ることのできない営団時代の車両をお楽しみいただけるほか、第1弾の無料プレゼント企画で配布した東京メトロ時代の車両のNFTトレーディングカードと併せて、新たなコレクションとしてもお楽しみいただけます。今後もNFTの技術を活用することで、当社の貴重なデータを“世界にひとつのデジタルデータ”としてお客様に販売し、お客様のニーズに合わせた新たな魅力、価値を提供してまいります」とコメントしています。

東京メトロ「Adamガチャ」
https://adam.jp/gachas/CRYPTO_METRO

あわせて読みたい
JR西日本が和田岬線からの103系勇退を記念し「鉄道NFT」を発売 JR西日本は、2023年3月に和田岬線から103系電車が勇退することを記念し、「鉄道NFT」を発売。これに関連する様々な企画も発表しました。 和田岬線は、兵庫駅と和田岬駅...

投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次