ステーキングサービスを通じ、暗号資産の賢い活用法を共有する「OUCHI DAO」は、人気のNFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」をモチーフにしたトレーラーハウスの宿泊券付きNFT購入予約権の受付を開始したと発表しました。
OUCHI DAOは、イーサリアム(ETH)のステーキングサービスを軸に、暗号資産に関する情報提供やセミナーの実施、コミュニティ・イベントの運営などを通して、ブロックチェーンへの理解と暗号資産の正しい活用法を広めている組織。その名の通り、DAO(Decentralized Autonomous Organization)=中央管理者を持たない分散型自律組織として運営されています。
そのOUCHI DAOが今回提供するサービスは、日本国内にBlue Chip NFT(価値が安定している優良NFT)をモチーフとしたトレーラーハウスを設置し、“NFTコレクションハウス”という位置付けで運営していくというものです。
この企画の第1弾としてピックアップされたNFTコレクションは、世界中のファンから愛される「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」とその派生プロジェクト「Mutant Ape Yacht Club(MAYC)」。
トレーラーハウスは、このBAYC・MAYCを掛け合わせたデザインで作られ、そのユーモラスかつシュールな世界観を再現していく予定で、完成すればファンにはたまらない空間が構築されます。
今回予約受付がスタートしたのが、このトレーラーハウスへの宿泊券が付いたNFT。これを購入することで、トレーラーハウス完成後から10年間、年に1回の宿泊ができる権利が付与されます。このNFTは二次流通も可能な設定とされています。
トレーラーハウスの所有者は、OUCHI DAOの運営メンバーでホワイトハッカーでもある河﨑純真氏が代表を務めるCOMMONS株式会社。設置場所は現在リサーチ中で、モチーフとなるNFTコレクションの世界観に馴染む風景や環境などを前提とし、国内観光スポットにフォーカスして商談中とのことです。
なお、第1弾の進行中において、すでに第2弾の構想も同時リリースされており、次回の企画では「CryptoPunks」や「Doodles」、「Moonbirds」など、同社がすでに所有しているBlue Chip NFTのコレクションに合わせ、BAYC・MAYCの企画と同様に空間をデザインした宿泊券付きNFTをリリースしたいとしています。
OUCHI DAOは、今後の展開として同様のNFTコレクションハウスを各地に作り、ファンに特別な体験を提供したいとコメント。さらに「世界中に建設されたNFTコレクションハウスにより、ファンの楽しみになると同時にNFTアートの普及およびブランディングに大きく寄与したい」とメッセージを送っています。
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