NFTGo Japan、ガス代節約になる2つの「一括」機能をリリース

NFTプラットフォーム「NFTGo Japan」が、新しく販売、転送の2機能を追加したと発表しました。

NFTGo Japanは、NFTの市場データを分析し、ユーザーが質の高い意思決定取引を支援するNFTプラットフォームです。リアルタイムでの市場分析や開発者API、トップミント、大口NFT保有者(クジラ)の追跡、NFTランキングなど、NFTの分析・売買において有用な一連のツールを提供しています。母体であるNFTGoは世界に500社以上のクライアントを抱え、1,000を超えるコミュニティと100万超の小売ユーザーを有しています。
今回NFTGo Japanに新たに追加されたのが、ユーザーが保有するNFTを各マーケットプレイスに一括リスト(販売)できる「NFTの一括リスト機能」と、同じく保有するNFTを他のアドレスに転送できる「NFTの一括転送」の2つ。これらによって、ユーザーはガス代(取引手数料)を節約しつつ、シームレスな取引を進めることができます。

一括リスト機能のイメージ

例えば、一括リスト機能では、NFTGoでユーザー自身のウォレットを接続すると、現在保有中のNFTが一覧形式で閲覧でき、取引に出したいNFTを販売設定画面に移動すれば各マーケットプレイスの手数料や収益が見積もりとして表示されます。現時点で利用可能なマーケットプレイスは、OpenSea、LooksRare、X2Y2の3つで、今後はさらに追加されていく予定とのことです。

また、一括転送機能を使えば、現在保有しているNFTを他のウォレットや仲間のウォレットに送ることが可能。従来の仕様ではNFT単体での転送のみでしたが、今回の新機能で複数のNFTをまとめて送ることができるようになっています。これにより、一括リスト機能と同じくガス代を節約可能です。

一括転送機能のイメージ

NFTGoでは、2023年3月にも、オリジナルのダッシュボードを埋め込む「GoWidget」、フロア価格を一掃する「Sweeps」、NFTの注目株をまとめて視覚化できる「トレーディングアグリゲーターAPI」といった新機能をローンチしましたが、それに続いての追加機能となっており、UIの向上によってプラットフォームの利便性を高めようとしていることがうかがえます。

また、今回の2機能に続き、「アラートサービス」も開発中とのこと。これは現在チェックしているNFTについて、価格などに動きがあった際に事前に設定しておいたアラートを受け取ることができるというもの。これによって、ユーザーは世界中で行われているNFTのデリケートな変化にもすぐに対応できるようになります。この機能は近日中にリリースされるようです。

NFGoJapanの運営元であるByterum Globalは、自社の豊富なリソースをもとに、ユーザーやパートナーへカスタマイズデータソリューションを提供していくとしつつ、「NFTGoは、NFTエコシステムにおいてゲートウェイとなることを目指しています。 NFTGoプラットフォームでは、ユーザーがNFTについて正確なリアルタイムデータを簡単に探せる検索エンジンをサポートし、NFTエコシステムの発展を促進します」とメッセージ。今後もスピード感のあるプラットフォーム構築を続けていくものと思われます。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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