NFTの保有をQRコードで認証するサービス「NFTauth」

NFTレンタルサービス「RentaFi(レンタファイ)」を運営するsynschismo(シンシズモ)が、NFTの保有をQRコードで認証するサービス「NFTauth(エヌエフティーオース)」の提供を開始しました。

synschismoは、「異なるレイヤーを横断して、新しい価値を生み出す」をミッションに、NFT開発支援やブロックチェーン技術を用いたアプリ開発、リアルアセットを対象にしたNFT周辺技術の活用支援など、複数のサービス展開によるエコシステムの構築を進めているWeb3企業です。

今回発表されたNFTauthは、NFTの保有をQRコードで認証するサービスです。同サービスを利用することで、会員制店舗や会員限定イベントなどでNFTを入場券として発行する際、オペレーションの簡素化が可能になります。

またLINEやGoogle、FacebookなどのSNSログインに対応しており、ユーザーは暗号資産(仮想通貨)ウォレットを作成せずに利用できることも特徴です。

NFTauthを利用する際は、事業者が認証するNFTや画像などの情報を登録すると、認証用のQRコードが即時発行されます。発行したQRコードを店頭やイベント会場に設置し、ユーザーがQRコードをスキャンすることで、NFTの保有を確認することができます。

さらにCRM(※)システムと連携することで、業務改善の指標や効率化が可能になるとのことです。

(※)Customer Relationship Management(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)の略で、顧客関係管理または顧客関係性マネジメントのこと。

synschismoはNFTを利用したゲームアイテム、アバター、会員権などを貸し借りできるNFTレンタルサービス「RentaFi(レンタファイ)」や、メンバーシップや会員権に特化したNFT企画提案・発行サービス「NFTmembers」など複数のNFT関連サービスを提供しており、各サービスを連携して利用することができます。

特に、NFTmembersはNFTauthとの相乗効果が見込め、たとえばNFTmembersで会員制店舗や会員限定イベントの入場券をNFTとして発行し、NFTauthでQRコードを店舗・イベント会場に設置することで、電子チケットのように使用することが可能になります。

synschismoはNFTauthの提供にあたり、「イベントや店舗のようなリアル空間での体験とNFTの紐付けは、NFTの主要なユーティリティとして展開され始めています」としたうえで、「NFTauthは特定のNFTの保有をわずか数秒で確認することができるソリューションです。メンバーシップやイベントなどでのNFTの認証時に、ユーザーのオペレーションを簡素化することで、NFTの利活用をより汎用的なものにします」とコメントしています。

NFTauth
https://synschismo.com/nftauth

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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