マイケル・ジャクソンの遺産を管理しているジャクソン・ファミリー財団・ジャパンが、同氏が生前に構想したアミューズメント施設「Michael Jackson Wonder World Toys(以下、MJWWT)」に関するNFTとメタバース(仮想空間)について、NFT鳴門美術館と独占契約を行ったことを発表しました。
マイケル・ジャクソンは、「キング・オブ・ポップ」と称されるアメリカのミュージシャン。兄弟とともに音楽グループ「ジャクソン5(後にジャクソンズに改名)」を結成し、『I Want You Back』『ABC』などのヒット曲を発表。ソロ転身後も、『スリラー』『バッド』といったヒット作で累計4億枚の売り上げを記録すると、2009年に逝去されるまで音楽界に数多くのインパクトを残してきた人物です。
MJWWTは、マイケル・ジャクソンが生前に構想した、世界の子供たちが遊べるアミューズメント施設を、親交のあったグラフィックデザイナーの古賀賢治氏がアート作品にするプロジェクトです。
今回発表されたのは、マイケル・ジャクソンの遺産を管理しているジャクソン・ファミリー財団・ジャパンと、美術品やアート作品のNFTを販売・流通しているNFT鳴門美術館による、MJWWTに関するNFTとメタバースの独占契約です。
独占契約にともない発行されるMJWWTのNFTコレクションは、PEP(プロフィール画像)型NFTコレクションです。古賀賢治氏プロデュースのもと、AIを活用したアート作品で知られる窪田望氏が制作を行います。購入はNFT鳴門美術館が販売している会員権「NFT MUSEUM MEMBERS」の所有者のみが可能で、発行数は10,000個、価格は0.01ETH(記事執筆時のレートで約2,500円)を予定しています。
保有者は2022年内に開設予定のMJWWT公式サイトに名称の記載、イベントへの優先参加権や、2023年に完成を予定しているメタバースへの優先入場券が付与されます。
ジャクソン・ファミリー財団・ジャパンは、NFT鳴門美術館との独占契約にあたり、「2009年6月。突然のマイケルの訃報が飛び込んで来て早13年。音楽界ではマイケル商品が驚異的な売上げを記録し、その熱気は次第に醒めていきました。哀しいのは誰一人、マイケルが生前音楽界以外に捧げてきた慈善事業のデータを口にしないことでした」としたうえで、「我々は生前のマイケルの慈善活動のデータにもとづき、我々独自のアクションを遂行していくのが目的です。多くの方々の協力並びにご理解が不可欠です。マイケルが描きたかった世界を再現することは、多くの努力と知力が必要です。ご協力を心からお願いいたします」と述べています。
また、古賀賢治氏は、「今回のようなダイバーシティーを意識した取り組みに天国にいるマイケル・ジャクソンも喜んでいると思います。私がマイケルと作り上げたMJWWTのプロジェクトをNFTという新しい仕組みを活用することで、より広がることを期待しています」とコメントしています。
ジャクソン・ファミリー財団・ジャパン
http://jffj.jp
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- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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