見守り介護ロボット「まもる~のONE」を提供するZIPCARE社が、スマートホームブランドSwitchBotとサービス連携開始を発表しました。まもる~のONEとSwitchBotの各製品を組み合わせることで、後期高齢者の見守りと家電の操作サポートが可能になります。
ZIPCARE社が提供するまもる~のONEは、ベッドにスマートケアセンサーを設置することで、後期高齢者の睡眠やバイタル(脈拍・呼吸)、離床、居室内環境(温度・湿度・照度・気圧)を監視し、そのデータを家族のスマートフォンやパソコンに通知する見守り介護ロボットです。後期高齢者の自立度などに応じてさまざまなプランが用意され、初期費用が税込4,950円、月額利用料は1台税込4,950円からとなっています。
SwitchBotは、SWITCHBOT社が手がけるIoTスマートホームデバイスの企画、製造、販売を行うスマートホームブランド。従来の家具や家電を後付けでスマートホームデバイス化できる利便性や自由に組み合わせができる拡張性の高さが評価され、世界100以上の国や地域で利用されています。
エアコン・テレビなど赤外線リモコンを1つのハブミニにまとめてアプリから操作できる「SwitchBot ハブミニ」、工事不要で自宅のカーテンを全自動化できる「SwitchBot カーテン」などを展開しています。
今回発表されたまもる~のONEとSwitchBotのサービス連携では、まもる~のONEの温度センサーとSwitchBot ハブミニを組み合わせることで、指定した室温を超える場合に冷房を、下回る場合には暖房のスイッチを自動で入れることが可能になります。室温とエアコン操作の自動連携により、夏の熱中症対策や冬のヒートショック対策に役立つとのこと。
また、まもる~のONEのエアバッグセンサーとSwitchBot カーテンを組み合わせ、睡眠中から起床した際にカーテンを自動で開くことができるようになります。
ZIPCARE社はまもる~のONEとSwitchBotのサービス連携開始にあたり、「2025年には約800万人の団塊の世代が後期高齢者となり、国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会を迎えます。さらに65歳以上の高齢者の5人に1人は、一人暮らしが増加傾向にあり、離れて見守りをするご家族だけでなく、ご本人も大きな不安を抱えています。在宅向けの見守り関連サービスの需要は年々増えていくことが予想されています」とコメント。
約800万人の団塊世代が後期高齢者になる2025年は「2025年問題」と呼ばれ、医療費や介護費の増大だけでなく、それに伴う現役世代の負担増大が人材不足につながり、社会に大きな影響を与えることが予想されます。現役世代の負担軽減にはIoTデバイスの活用が必要不可欠で、今後は自宅での見守り需要が増えることから、まもる~のONEとSwitchBotのサービス連携は要注目です。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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