LINE Xenesis、エンタメ特化「AVA」始動

LINE Xenesisは、グローバルNFTプラットフォーム「DOSI」のエンターテインメント特化型プラットフォーム「AVA(エイバ)」を始動。グローバルでのサービスを開始しました。

LINE Xenesisは、暗号資産やブロックチェーン事業を手掛けるLINEの関連企業。「LINE Blockchain」を活用したサービスなどを提供しており、アプリ上で暗号資産取引ができるLINE BITMAXや、NFTの売買を行うLINE NFT、LINE Blockchainを基盤としたNFTウォレットのDOSI Walletなどを運営しています。

また、LINEのグループ会社であるLINE NEXTが展開しているグローバルNFTプラットフォームがDOSI。2023年4月には、メンバーシッププログラムのDOSI Citizenや、3DアバターアプリのAlphaCrewzをリリースするなど、活発な動きが注目を集めていました。AVAはそれらに続く第3弾のサービスとなります。

AVAは、エンターテインメントNFTを扱うプラットフォーム。ここではメンバーシップNFTが“クリスタル”と名付けられ、NORMAL、RARE、UNIQUEの3種で構成されており、このクリスタルの種類に応じて特典を受けることができる仕組みです。
今回のリリースに先行して、プレイベントとして行われたグローバルボーイズグループ「TREASURE」のNFTエアドロップでは7,000人を超えるファンが参加、大盛況のうちに終わりました。

TREASUREは、韓国YGエンターテインメントに所属する、10人組のボーイズアイドルグループ。2020年8月に韓国でデビューし、その年の新人賞を総なめに。初のミニアルバムもiTunes30カ国アルバムチャート、及びiTunesワールドワイドチャート共に1位を獲得するなど、世界から注目されている気鋭のグループです。ちなみにメンバーには日本人も3名含まれています。

エアドロップでもその存在感を見せてくれたTREASURE。今回のグローバルサービス開始においては、AVA初のNFTとなるTREASUREのクリスタルが販売されました。クリスタルは全7,000点となっており、ファンお気に入りのTREASUREの映像を中に納めることが可能。クリスタルの種類に応じて、選べる映像が異なる仕様です。

他にも、直筆サイン入りトレカやポラロイドのプレゼントといった特典もあり、クリスタルホルダーから質問やリクエストを集め、投票が多かったものをメンバーが実現するという企画も用意されています。このクリスタルの売り上げの一部は、ファンへの還元を目的として応援広告などに使われるとのことです。

ちなみに、AVAのNFT第2弾では、同じくK-POPの8人組ボーイズアイドルグループATEEZ(エイティーズ)がモチーフとなったクリスタルが登場。エアドロップイベントを経て、5月16日に販売開始されたこのクリスタルにも、TREASUREと同じように様々な特典が用意されているようです。

AVAは今後、ユーザー間でクリスタルの取引ができるマーケットプレイスや、アーティストと繋がることができるプレイグラウンドなど、様々な機能を追加していく予定とのこと。ファンたちが自分の“推し”への思いを表現するツールが増えたことで、K-POPだけでなくアイドルシーン全体がさらに熱を帯びていくかもしれません。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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