LINE FRIENDS、Azukiの新NFTコレクション「BEANZ」とコラボ

LINEスタンプなどでおなじみの人気キャラクター「LINE FRIENDS」を手がけるIPXと、NFTコレクション「Azuki」を展開するWeb3企業のChiru Labsが、IP(知的財産)を活用した協業を目的にパートナーシップを締結。Azukiから派生した新コレクション「BEANZ」とLINE FRIENDSとのコラボが発表されました。

「LINE FRIENDS」WEBサイトより

LINE FRIENDSは、IPXが手がけるグローバルキャラクターブランドです。コミュニケーションアプリ「LINE」のオリジナルキャラクターであるブラウン、コニー、サリー、チョコをはじめ、K-POPグループBTSとコラボした「BT21」、LINE Creators Marketから生まれた「うさまる」などを取り扱っています。

またChiru Labsは、NFTコレクションAzukiとBEANZを展開するWeb3企業です。Azukiは2022年1月の発売以来、取引高が47万994ETH(記事執筆時のレートで約1,246億円)を突破した人気NFTコレクション。BEANZはAzukiから派生した新しいコレクションで、豆(ビーンズ)がモチーフのキャラクターが特徴です。

IPXとChiru Labsのパートナーシップ締結は、両社のIPを活用し、デジタルコンテンツ、メタバース(仮想空間)体験、商品や小売販売、リアルなアクティビティなどを目的としたもの。第1弾として、LINE FRIENDSとBEANZのコラボ展開が発表されました。

また、コラボを記念してBEANZの保有者は、AzukiのWebサイトにて期間限定でLINE FRIENDSの着ぐるみをBEANZに着せ替えることができるそうです。

さらに、4月12日から16日までの間、アメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアにあるLINE FRIENDSストア上の大型ディスプレイに、LINE FRIENDSとBEANZのコラボアニメーションが映し出されました。

IPXのメタバース事業責任者であるLogan Cho氏は今回の取り組みについて、「我々はChiru LabsのIPを我々の多面的なキャラクターIP事業戦略で補完していく」としたうえで、「Web3を含めたより幅広いIPビジネスを展開したいと考えており、NFTホルダーとキャラクターIPファンの双方にコラボレーションの機会を提供していく」と述べています。

また、Chiru Labsの創業者兼CEOのZagabond氏は、「世界中の何百万人ものファンに愛されるイノベーティブなキャラクターIPブランドを構築しているグローバルリーダーであるIPXとのコラボレーションに興奮している。IPは進化しており、Web3コミュニティはこの次の波に不可欠なものと考えている」とコメント。

メジャーIPとNFTコレクションのコラボは近年増加していますが、LINE FRIENDSのようなグローバルコンテンツとのコラボは珍しく、両社の動向に注目が集まっています。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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