新たなWeb3エンターテイメントの創出「KAMITSUBAKI VERSE PROJECT」

トークン発行型のクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を提供しているフィナンシェは、ネットカルチャーのクリエイティブレーベルKAMITSUBAKI STUDIOが同サービスを活用したエンターテインメントプロジェクト「KAMITSUBAKI VERSE PROJECT」のWebサイトをローンチしたと発表しました。

KAMITSUBAKI STUDIOは、エイベックスグループの関連レーベル。バーチャルYouTuberやボカロPなどを中心に、花譜、理芽、大沼パセリなどバーチャル・リアルを問わず多数のアーティストへのマネジメントを行っています。

中でも花譜は2022年8月にVTuberとしては初となる武道館ライブを成功させ、各メディアでも取り上げられました。また、同スタジオでは所属するアーティストが集結したKAMITSUBAKI FESも実施。ファンからの注目を集めています。

このKAMITSUBAKI STUDIOが手掛けるのが、KAMITSUBAKI VERSE PROJECT。新たなWeb3エンターテイメントの創出を目的とし、様々な活動を展開しています。中でも目を引くのが、独自のメタバースとして仮想都市“神椿市”を建設するプロジェクト「神椿市建設中。」です。

神椿市の都市建設は「KAMITSUBAKI DAO」によって行われ、ここでは独自のNFTアイテム「KAMITSUBAKI Resident Genesis」が活用されます。こうした活動を支えているのが、フィナンシェが提供するトークン発行型クラウドファンディング&コミュニティの「FiNANCiE」です。

また、KAMITSUBAKI DAOはその名の通り、分散型自律組織とも呼ばれるDAO(Decentralized Autonomous Organization)の形態を採用した組織。ブロックチェーン上に構築され、ピラミッド型(中央集権型)の組織構造をとらず、権力・機能を分散し、管理者不在でも運営を続けることができます。

KAMITSUBAKI DAOは、コミュニティ内での投票企画やイベントなど参加型の企画を実施し、またKAMITSUBAKI Resident Genesisの開発・配布も進め、「神椿市建設中。」をはじめとしたメタバース開発を推進していくとしています。

このKAMITSUBAKI Resident Genesisは、神椿市の住民としてのアイデンティティを示すNFTアート。入手することで、同市を構成する世界やその物語、今後展開される予定の様々なプロジェクトに参画できるようになります。

アートの制作には、KAMITSUBAKI STUDIO所属アーティストのキャラクターデザインや、神椿市のメインビジュアルなどを手掛けているイラストレーター・PALOW.氏が参画。​世界観の統一やクオリティを高めるといった点で一役買っています。

公式Webサイトの中で、KAMITSUBAKI STUDIOの総合プロデューサーであるPIEDPIPER氏は、このKAMITSUBAKI VERSEを通して「皆さんと共に挑戦し、新しい物語を産み出していきたいです。ぜひ、この出来事を観測するだけでなく、共に『物語』を深化させる『共創者』になってください」とメッセージ。

今後も同サイトを中心に、プロジェクトの経過が発表されていくものと思われます。今後、KAMITSUBAKI VERSEがどのように創られていくのか、目が離せません。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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