3人制バスケ「ダイナブラックス」の応援トークンが販売開始

ブロックチェーンを活用したクラウドファンディングのサービスを提供している「フィナンシェ」が、3人制プロバスケットボールチームの「信州松本ダイナブラックス」を応援するトークンの発行・販売を開始しました。

3人制バスケットボールは3×3(スリーエックススリー)とも呼ばれる、ストリート発祥のスポーツ。コートに入るのは各チーム3人ずつ、ゴールは1つだけを使用するなど通常のバスケットボールをコンパクトにした形で行われ、細部のルールも異なります。

近年の人気の高まりにあわせ、国内でも新リーグ「3×3 S League(以下、Sリーグ)」が発足し、2022年5月に開幕戦を実施。シーズンを通して12チームが戦いを繰り広げています。

そのSリーグに所属するダイナブラックスは、長野県松本市をホームタウンとして活動するプロバスケットボールチーム。2021年に結成され、同リーグへの参戦をはじめ、県内各地でのイベント実施、学校でのバスケ指導など活躍の場を広げています。

今回ダイナブラックスがタッグを組んだフィナンシェは、「10億人の挑戦を応援するクリエイターエコノミーの実現」をビジョンに掲げ、トークン発行型クラウドファンディング&コミュニティの「FiNANCiE」や、NFTの発行・運用を支援する「FiNANCiE NFT」などのサービスを提供している企業。同チームのトークンも「FiNANCiE」上で発行されています。

ダイナブラックスは、3人制バスケを通して長野を盛り上げようと、県内77市町村を全て巡って試合やイベントを実施することをチームの目標の1つとしており、それを実現するために「公式マスコットと巡る!長野県77市町村おじゃマップロジェクト」を発足。こうした活動をファンたちと共に支えようという目的で行われたのが、このトークン発行です。 

今回発行されるトークンの名称は、チーム名の略称を冠した「DBXトークン」。これを所持していることがチームのサポーターであるという証しになり、さらに購入者にはチーム運営の支援に加えて、様々な特典が付与されます。

現在用意されているのは「公式マスコット名前投票」、「2023チームスローガン投票」などチーム発の投票企画への参加権や、「チームグッズプレゼント」、「長野県名産品プレゼント」などの抽選特典などで、中には「会場でフリースロー対決ができる権利の抽選権」というユニークなものもあります。

同チームのオーナーである山崎孝一郎氏は、3人制バスケの認知度がまだ低いということに触れつつ、「産まれたてのチームだからこそ、これから伸びしろがある。ダイナブラックスはファン一人一人の方々と一緒に作り上げていくチームです! ぜひ一緒にダイナブラックスの歴史を創りましょう」とコメント。長野発のチームにかける熱い想いがうかがえます。

新しいリーグ、新しいチーム、そしてNFTを活用したチームとサポーターとの新しい関係。こうした取り組みがさらに広がって行けば、3人制バスケだけでなくスポーツ界全体が活性化することにつながるかもしれません。

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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