「JR九州NFT」第2弾は西九州新幹線「かもめ」1周年記念

九州旅客鉄道(JR九州)が、「JR九州NFT」プロジェクトの第2弾として、「西九州新幹線『かもめ』1周年記念NFT」の販売を開始しました。

JR九州は、九州全島を営業区域とする鉄道会社です。日本国有鉄道(JNR)の分割民営化に伴って1987年に設立。九州地方内での鉄道旅客輸送を主な業務とし、そのネットワークは九州全体にわたります。同社が運行する、西九州新幹線「かもめ」は、全国新幹線鉄道整備法に基づき昭和48年に整備計画が決定された福岡市と長崎市の間を結ぶ九州新幹線西九州ルートのうち、2022年9月23日に開業した武雄温泉・長崎間の路線名称です。武雄温泉・長崎間は線路延長約66kmをフル規格により整備し、武雄温泉駅で博多・武雄温泉間を運行する在来線特急列車と同じホームで乗換を行う「対面乗換方式」により運行しています。

JR九州は今回、西九州新幹線「かもめ」の開業1周年を記念して、「JR九州NFT」プロジェクトの第2弾として、「西九州新幹線『かもめ』1周年記念NFT」の販売を開始しました。

「JR九州NFT」プロジェクトは、JR九州がシステム開発会社のPROとおこなっているNFTプロジェクトで、NFTを活用し、利用者との多様な接点を築くとともに、新しい価値や九州の楽しみ方を提案することを目指してスタートさせたものです。第1弾では、九州の10駅の駅名標を模したNFTコンテンツの無料配布を行っています。

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今回発売される「西九州新幹線『かもめ』1周年記念NFT」は、西九州新幹線「かもめ」の開業前から現在に至るまでの、さまざまな瞬間をNFT化したもの。

長崎県の針尾瀬戸にて撮影された西九州新幹線「かもめ」の初めての海上輸送の様子を収めた動画や、西九州新幹線車両4編成全てが並ぶ車両基地のスライドムービーなど計5つのコンテンツが用意されています。

また、西九州新幹線開業1周年を記念して販売された「かもめ乗り放題Tシャツきっぷの実物付きのNFTも発売。こちらは切符としてはすでに仕様期限が切れてはいますが、フィジカルアイテム付きとあってファンにとっては嬉しい一品だと言えるでしょう。受け取りは購入後に送付先を指定することで後日到着する仕組みです。

販売は12月25日までで、数量は各限定50個。価格はアイテムによって変わります。なお、購入特典として5種類の西九州新幹線「かもめ」1周年記念NFTをコンプリートすると、スライドムービーの「開業1周年スペシャルかもめNFT」がプレゼントされます。詳細は近日中に特設サイトにとて公開されるとのこと。

「JR九州NFT」プロジェクト
https://nft.jrkyushu.co.jp

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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