HINATA、NFT保有者に閲覧制限「HINATA NFT Passport」リリース

NFTマーケットプレイスHINATA(ヒナタ)が、特定のNFTを保有しているユーザーのみコンテンツを閲覧できるサービス「HINATA NFT Passport」の提供開始を発表しました。

HINATAは、株式会社FUWARIが運営する国内発のNFTマーケットプレイスです。「全てのクリエイターに陽の光を」をミッションに、ID・パスワードによるユーザー登録、クレジットカード・PayPal決済の導入、NFT発行時にかかるガス代と呼ばれる手数料が不要など、NFTや暗号資産(仮想通貨)に馴染みがない人でも利用しやすいことが特徴です。

またNFTで取り扱われることの多いデジタルアートやイラスト、写真だけでなく、リゾートホテルの会員権や結婚証明書など、多種多様な企画を打ち出しています。

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今回発表されたHINATA NFT Passportは、HINATAが販売・発行する特定のNFTを保有しているユーザーに、コンテンツを閲覧する権利を付与するサービスです。一定の条件を満たしたファンや顧客のプライオリティを上げることで、アーティストやブランドとの結びつきを強化できるとのこと。

HINATA NFT PassportとWordpressなどのCMS(※)を連携すると、特定のNFTを保有しているユーザーがCMSで生成・管理されたコンテンツを閲覧できるようになります。

※Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略。Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステムのこと。

具体的には、アーティストのライブやリハーサル、レコーディングなどのオフショットをCMSでコンテンツ化することで、ファンクラブ特典のような使い方が可能になります。

HINATAは今回の取り組みについて、「HINATA NFT Passportは、単にコンテンツの販売・配付をするのではなく、コンテンツにアクセスし閲覧する権利を販売・付与するサービスです。限られたユーザーに対し継続的にコンテンツを供給できることで、その権利の価値や所有するユーザーのプライオリティを上げ続けることができ、ファンマーケティングに最適なNFTの活用法です」とコメントしています。

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LINE NFTは「ホルダー限定コンテンツ」を提供

HINATA NFT Passportと類似したサービスでは、NFTマーケットプレイス「LINE NFT」が、NFTを保有しているユーザーのみ音楽や動画などのデジタルコンテンツを視聴できる「ホルダー限定コンテンツ」を提供しています。

ホルダー限定コンテンツの第1弾では、2022年12月に活動休止した4人組ロックバンドMIOYAMAZAKIの動画付きNFTを販売。同NFTは活動休止ツアー初日のライブを映像化し、LINE NFT上のプレビューではライブのダイジェスト映像のみが公開され、NFT保有後に映像全編が試聴できるというものでした。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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