サンリオは、人気キャラクター「ハローキティ」が2024年に50周年を迎えることを記念し、メタバースプラットフォーム「ZEPETO(ゼペット)」とのコラボレーションによる「ハローキティ50周年ワールド」をオープンしたと発表しました。
サンリオは、キャラクターグッズやグリーティングカードの企画・販売、テーマパークの運営などを手がける日本の企業です。特にハローキティは、国際的なブランドとして広く知られ、世界中で愛されています。最近ではアメリカの歌手ケイティ・ペリーがハローキティのファンであると公言し、自身のコンサートや公の場でハローキティの商品を使用したことも話題となりました。
そんなハローキティも2024年で誕生から50周年を迎えます。そこでサンリオは、2023年11月1日から2024年12月31日までの期間を50周年アニバーサリーイヤーと制定。テーマは「Friend the Future. 未来と友だちになろう。」で、さまざまな企画を実施していることは以前の記事でもお伝えしました。
今回発表されたハローキティ50周年ワールドも、50周年アニバーサリーイヤー企画のひとつです。
ハローキティ50周年ワールドは、ハローキティとZEPETOがコラボして制作されたバーチャル空間です。ZEPETOは、ユーザーが自分の写真から3Dアバターを作成し、これを自由にカスタマイズして、ワールドと呼ばれるバーチャル空間で他のユーザーと交流できるメタバースプラットフォームです。
ユーザーはアバターを使って写真や動画を作成し、アプリ内や他のソーシャルメディアで共有することも可能です。世界中のさまざまな国と地域からのユーザーが参加しており、グローバルなコミュニティを形成しています。
ハローキティ50周年ワールドでは、中央広場を中心にさまざまなコンテンツが配置されており、ユーザーの回遊性を高める取り組みが行われています。
ハローキティブティックでは、ユーザーがデザイナーの卵として自分のブティックで洋服のデザインや販売を楽しむことができます。アスレチックゾーンとの連動もあり、やり込み要素が含まれている一方で、他の人と競うことなく自分のペースで遊ぶことも可能です。
アスレチックゾーンでは、ZEPETOで人気のアスレチック系ゲームが展開されており、ハローキティブティックでアイテムを制作するための素材を収集することができます。また、初心者でも楽しめる難易度と、子ども部屋のような外装が相まって、写真や動画映えするエリアになっています。
さらに、ダンスゾーンでは、アバターを使用してステージ上のハローキティと一緒にハローキティダンスを踊ることができます。アプリ内の録画機能を利用して、ショートコンテンツを作成し、TikTokやInstagramのリールなどに投稿することも可能となっています。
ハローキティ50周年を記念して、特別に作られたアイテムに加えて、これまでZEPETO内で人気を博していたサンリオキャラクターズのアイテムも新たに登場します。これらのアイテムは、ワールド内のアイテムショップで販売され、ユーザーは自分のアバターに着用させることができます。
ハローキティステージは、イベントが開催される際のメインステージになりますが、通常時には映像放映などが行われる予定です。
サンリオは、ハローキティの50周年ワールドのオープンに際し、「ハローキティのアイデンティティであるかわいい世界観を詰め込むだけでなく、ユーザーのエンゲージメントを高めるさまざまなコンテンツを用意しております。制作意欲を促進するコンテンツを提供することで、ZEPETO内に加えてZEPETO外にもハローキティ50周年のテーマである“Friend the Future. 未来と友だちになろう。”がより多くの人に届くことを期待します」とコメントしています。
ハローキティ50周年アニバーサリーサイト
https://hellokitty50th.sanrio.co.jp/
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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