バンダイナムコグループのガンダムプロジェクトが、「ガンダムメタバース」を今年10月6日から17日にかけて、日本とアメリカで期間限定オープンすると発表しました。
ガンダムは、1979年から放映された日本のロボットアニメ。また、同作から創出された、バンダイナムコグループの代表的なIP(知的財産)です。作品に登場するロボットを立体化したプラモデル「ガンプラ」、コンピューターゲーム、専門雑誌やコミックなどの書籍、ネットワークコンテンツ、アミューズメントといった多角的な戦略を取り、日本を代表するIPとして知られています。
今回発表されたガンダムメタバースは、アニメに登場する宇宙の居住施設をイメージした仮想空間です。今年10月6日から17日にかけて、日本とアメリカで期間限定オープン予定。ガンダムメタバースプロジェクト公式Webサイトから事前登録受付が始まっています。なお、事前登録には「バンダイナムコID(登録無料)」が必要です。
バンダイナムコグループによると、世界中のガンダムファンが集い、語り合い、アニメやガンプラのみならず、ファンが創ったガンプラ作品やアートなど、さまざまなコンテンツにふれることのできる「バンダイナムコグループがファンと共創していく場」を目指しているそうです。
オープン時には、ガンダムの世界観に浸ることができる3D空間や、6種のイベント限定ガンプラを購入可能なECショップ、ガンダム作品にゆかりのあるアーティストがデジタルライブを行う空間が登場します。
また、メインコンテンツとして、ユーザーが作ったガンプラの写真やスキャン生成したCG、ガンプラカスタムスキルを紹介する動画などを楽しめる「UGCミュージアム」がオープンするとのこと。
さらに、バンダイナムコグループとソニーグループが共同で開発したガンプラをガンダムメタバースに転送できる「ガンプラスキャン」、ユーザー同士のコミュニケーションを助けるAIキャラクター「メロウ」も実装予定。ほかには、デジタルならではの演出を加えたジオラマコンテンツなどのエンターテイメントコンテンツも登場します。
ガンダムメタバースと連動したリアルイベントも
ガンダムメタバースを盛り上げるべく、ガンダム総合イベント「GUNDAM NEXT FUTURE -EAST/WEST/DIGITAL-」が10月6日から東京と大阪で開催されます。2つのリアル会場と連動し、ガンダムメタバース内にDIGITAL会場を展開するそうです。
バンダイナムコグループはこれらの取り組みについて、「ガンダムメタバースプロジェクトは、今後もユーザーからの意見をもとに、さらなるアップデートを予定している。今回の取り組みを踏まえた機能改修とコンテンツアップデートに加え、将来的な個人間取引の実現に向け、NFTによるガンダムファンの活動記録や、UGC活動の支援を目指し、新たなファンコミュニティの開発を継続する」とコメント。
世界的人気コンテンツである、ガンダムをテーマにしたメタバース。今回は日本とアメリカのみとなっていますが、この取り組みが成功すれば地域を限定することなく、バンダイナムコグループが目指している“世界中のガンダムファンが集う場所”が実現するかもしれません。
ガンダムメタバースプロジェクト
https://gmpj.bn-ent.net/ja
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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