ゲスの極み乙女、改名で取れた「。」をNFTアートとして販売

ゲスの極み乙女が改名で取れた「。」を様々なデザインに変換する音楽xアートNFTプロジェクト「Maru」を発表しました。

ゲスの極み乙女は川谷絵音(Vo/Gt)、休日課長(Ba)、ちゃんMARI(Key)、ほな・いこか(Dr)による4人組バンド。プログレ、ヒップホップを基調とした独自のポップな音楽性が高い評価を得ており、「私以外私じゃないの」「ロマンスがありあまる」などのヒット曲で知られています。

ゲスの極み乙女は、2022年6月18日に幕張メッセ・幕張イベントホールにて開催された結成10周年記念公演「解体」にて改名し、バンド名の最後についていた「。」を取ることを発表。改名について、川谷絵音は自身のTwitterで「『ゲスの極み乙女。』から『。』を取るのは、終わりが来ないようにって意味があります。これからもずっとバンドが続いていくってことね。よろしく!!」と説明しています。

今回販売されるNFT「Maru」は、ゲスの極み乙女がバンド初の試みとして、NFTを通してアーティストとファンを結ぶグローバルなプラットフォーム「Kollection(コレクション)」と取り組むプロジェクトによるもの。

今回のプロジェクトは、ゲスの極み乙女のバンドメンバーにちなんだアート作品で構成。制作は、ニューヨークやミラノのファッション・デザイン業界で活躍し、現在はロンドンを拠点に活動するデザイナーのCentral Park氏が担当します。

メンバー4人の顔をはじめ、丸い形をした様々なデザインに生まれ変わった多数の丸を組み合わさて、万華鏡のように変化するアート作品で、未公開新曲の「Gut Feeling」にのせ、1,203点からなるNFTコレクションとして、音楽xアートNFT「Maru」公式のウェブサイトで販売されます。

Maruの公式Twitterでは、メンバー4人の顔、ギターやドラムといったバンドで使用される楽器、日本の文化を表現した鯉のぼりや駒、メンバーの出身地を代表する長崎ちゃんぽんをはじめとした食べ物など、特徴的なデザインの丸が組み合わさり、万華鏡のように回転する動的アートが公開されています。

またNFT「Maru」では、ゲスの極み乙女の未公開新曲「Gut Feeling」を複数の楽曲データに分けて聴ける仕掛けが用意されています。川谷絵音、休日課長、ちゃんMARI、ほな・いこかの4つのパートに分かれ、それぞれのNFTに掲載されるメンバーの顔に応じて流れる音楽が異なり、メンバー4人の顔がそろったレアなNFTでは、すべての音楽を同時に流すことができます。

今後はNFTの購入者向けに、特別なプレゼントやオンラインリスニングパーティーの参加権、新曲ミュージックビデオ制作過程への意見表明ができるなど、様々な特典が用意されるとのこと。

きゃりーぱみゅぱみゅとMetaani、BABYMETALと1BLOCKなど、国内でもアーティストとWeb3企業のコラボレーションによる事例が増えてきましたが、今回ゲスの極み乙女が発表したプロジェクトは、改名により取れた「。」を活用するユニークな方法が話題になり、単なるNFTの販売に留まらない、新たなプロモーション方法として注目を集めています。

「Maru」公式サイト
https://maru.band/

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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