CryptoNinja Partners、請求書払いで日本円購入が可に

NFTコレクション「CryptoNinja Partners」が日本円・請求書払いで購入できるサービスが開始となりました。

CryptoNinja Partnersは、約4万人が参加する国内最大級のNFTコミュニティ「NinjaDAO」発のプロジェクトです。NFT関連企業のバケットが運営をしています。

CryptoNinja Partnersは忍者をテーマに展開するIP(知的財産)「CryptoNinja」のスピンオフ作品としてDAOの参加者が企画・制作し、2022年5月に22,222点のNFTコレクションを発売。「ファンが『パートナー』にもなれる世界」を掲げ、発売当初約800名だったホルダー数は、6ヶ月で4,800名以上にまで増加するなど人気を集めています。

リリース直後から世界最大規模のNFTマーケットプレイス「OpenSea」で世界ランキング上位を獲得し、流通総額は6ヶ月で5,000ETH(記事執筆時点のレートで約9億5千万円)を突破。国内外のNFTコレクター・投資家の注目も集めるプロジェクトへと成長し注目となっています。

今回発表されたのは、NFTコレクションCryptoNinja Partnersを日本円・請求書払いで購入できるサービスです。

これまで同NFTを購入する際は、暗号資産(仮想通貨)のイーサリアム(ETH)を取得する必要がありましたが、請求書払いによる日本円での購入が可能になりました。

請求書払いの流れは、NFTを購入する企業・個人が運営会社のバケットに見積を依頼すると請求書が発行され、日本円での振込確認後、NFTが転送される仕組みです。

また、希望者はバケットがオンラインの講義・質疑応答を行うオプションサービスも用意されており、NFT市場の動向リサーチや情報交換の場として利用することができます。

バケットは日本円・請求書払いのサービス開始にあたり、「CryptoNinja Partnersは、国内のNFTプロジェクトの中で最も好調を維持しているプロジェクトの一つです。請求書による日本円での支払いが可能になることで、企業での経理処理が簡単になり、購入が容易になります」としたうえで、「今回のNFTの日本円での取引方法については、顧問弁護士を通じて金融庁フィンテックサポートセンターへ照会を行い、問題がない旨を確認しております」とコメントしています。

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注目が集まるNFT保有の体験価値

バケットはNFTの発行にとどまらず「NFTを保有することで得られる体験価値」に注力しており、今年9月CryptoNinja Partnersの保有者限定で利用できるアプリ「CNP Friends」をテストリリースしています。同アプリはブロックチェーンのウォレットを接続すると、CryptoNinja Partnersの保有者であることを確認し、保有者同士が交流ができるというもの。

10月には歩数カウント機能を追加し、ヘルスケアアプリと連携すると歩数のランキングが表示され、保有者同士で順位を競いながら遊べるようになりました。

さらに、コミュニケーション機能をベースに、ユーザーが保有しているCryptoNinja Partnersのキャラクターと遊べる機能や、キャラクターと一緒に散歩をすることでポイントやNFTが獲得できる「Move to Earn(動いて稼ぐ)」のような仕組みが追加されるそう。

今後バケットがどのようなCryptoNinja Partners関連サービスをリリースし、NFTを保有することで得られる体験価値を提供するのか注目が集まっています。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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