セレッソ大阪、公式ジェネレーティブNFT「セレサポNFT」発表

プロサッカークラブ「セレッソ大阪」が、公式ジェネレーティブNFT「CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFT(セレサポNFT)」を発行することを発表しました。

セレッソ大阪は、大阪府の大阪市と堺市をホームタウンとして、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属するプロサッカークラブです。

今回発表されたセレサポNFTは、公式グッズのユニフォームやタオルマフラーのように、サポーターがセレッソ大阪への愛情を表現するために開発されたデジタルコレクションです。発行はセレッソ大阪をWeb3パートナーとしてサポートするフィナンシェ社によって行われます。

フィナンシェ社は、NFTの企画・発行を支援し、IEOの支援を含むトークンを利用したコミュニティやエコシステムの構築を手がける企業です。

同社が運営するトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」は、トークンを活用した新しい形態のクラウドファンディングプラットフォームで、サポーターがスポーツチームやクリエイターの活動を直接支援できる仕組みを提供しています。

サポーターはプロジェクトオーナーが開始するプロジェクトのトークンを購入し、そのプロジェクトを支援することができます。対価として、オーナーから特典を受け取ることが可能です。さらに、トークンホルダー専用のコミュニティで情報交換を行い、投票機能を通じてプロジェクトの意思決定プロセスに参加することもできます。

セレッソ大阪は今年の7月に、フィナンシェ社とWeb3パートナー契約を結び、このNFTの発表はそのパートナーシップの一環となっています。

フィナンシェ社によると、従来の公式IP(エンブレムやマスコットなど)の使用は価値の毀損リスクから制限されていましたが、NFT技術を活用することで自由に使用でき、二次流通も可能な新たなクラブ公式IPの販売が可能になるとのことです。

セレサポNFTのアートワークは、AI・XR(クロスリアリティ)事業でのソフトウェア開発、およびデジタルファッションレーベル「1BLOCK STUDIO」の運営と開発を手がける1SECが担当。

このNFTは、アルゴリズムや規則に基づき自動的に生成されるジェネレーティブNFTで、デジタル世界においてサポーターが自身の応援スタイルを表現できるよう、「セレッソ大阪ならではの応援グッズ」や「スタジアムグルメ」などをモチーフにしたデザインを予定しています。

セレサポNFTには、「アイテム化したNFTグッズが選手直筆サイン入りでもらえる」、「NFTに選手のデジタルサインを刻印」といったさまざまな特典(ユーティリティ)が付帯されます。販売時期や価格などの詳細は、特設サイト、X(旧Twitter)アカウント、およびDiscordの公式コミュニティで告知される予定です。

フィナンシェ社はこの取り組みについて、「セレッソ大阪やサッカーを共通言語に、デジタル上のコミュニティに集まった人々がNFTで繋がり、デジタルコレクションを活用した新しいスポーツ応援文化を生み出すという、国内プロスポーツチーム初の取り組みにチャレンジします」とコメントしています。

Cerezo OSAKA Supporters NFT
https://lp.nft.financie.io/cerezo/

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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