カンヌ国際映画祭が75個限定のNFTを発売

カンヌ国際映画祭の特典が得られるNFTコレクションが、イーサリアム(ETH)で購入可能になりました。

カンヌ国際映画祭は、1946年にフランス政府が開催して以来、毎年5月にフランス南部コート・ダジュール沿いの都市カンヌで開かれている世界で最も有名な国際映画祭の一つ。今年は5月17日〜28日に開かれ、100か国で5億人以上の月間ユニーク視聴者を抱える動画ニュースプラットフォーム「Brut」と、世界的に有名なNFTアーティストpplpleasrの提携により、NFTコレクションの販売が実現しました。

pplpleasr(本名Emily Yang氏)は、ニューヨークを拠点に活動するアーティスト。デジタルアーティストとして、長編映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ワンダーウーマン』などの視覚効果を担当。2020年にNFTのオリジナルアニメーションを制作すると、大きな注目を集めました。

カンヌ国際映画祭のNFTコレクションは、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つのランクに分類され、1個あたり5ETH(記事執筆時のレートで約150万円)〜7ETH(約210万円)に設定。各NFTには、レッドカーペットを歩く白いキツネのループアニメーションが含まれています。

NFTコレクションはランクに応じて参加可能なプレミア上映やレッドカーペットイベント、VIPパーティなどの特典が異なります。また、同NFTはイーサリアム上で発行されますが、譲渡不可能であり、セカンダリーマケットに流通しない仕様になっています。

カンヌ国際映画祭の75周年を記念して発行される75個限定のNFTコレクションは、pplpleasrが立ち上げたWeb3型の映画配給プラットフォーム「Shibuya(渋谷)」で販売されています。

カンヌ国際映画祭のNFTコレクションに関する収益は、すべて女性映画制作者を支援するAnnenberg Accelerator Programに寄付されます。

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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