雑誌『子供の科学』未来予想図をNFTで配布へ

誠文堂新光社発行の小中学生向け科学雑誌『子供の科学』が、創刊99周年を記念して、大正から昭和初期に同誌で掲載された「未来予想図」を、NFTデジタル特典として提供するキャンペーンを開始しました。

子供の科学は、誠文堂新光社が出版している小中学生向けの科学雑誌です。1924年の創刊以来、身近なものから宇宙開発まで、さまざまな分野における科学の情報と解説を中心に、手軽にできる実験や工作を多数紹介しています。今年9月8日に発売された2023年10月号で、創刊99周年を迎えました。

今回『子供の科学』が発表したのは、同誌が創刊99周年を迎えることを記念して、大正から昭和初期に掲載された「未来予想図」全18ページをNFTデジタル特典としてプレゼントするキャンペーンです。

中には、現在入手・閲覧することが難しい未来予想図も含まれており、大正から昭和初期に描かれた未来と、現代の最先端科学が描く未来を見比べながら、科学技術の進歩を学ぶことができるものになっています。キャンペーン期間は、9月30日まで。

1928年1月号に掲載された未来予想図「月世界見物」

9月30日までのキャンペーン期間中に、富士山マガジンサービスが運営する雑誌のオンライン書店「Fujisan.co.jp」にて『子供の科学』を新規定期購読、または『子供の科学』のWebサイト「コカネット」が提供する月額770円の有料会員サービス「コカネットプレミアム」に登録することで、NFTデジタル特典を取得できます。

既存の定期購読者およびコカネットプレミアム会員は、専用フォームから申し込みをすれば取得可能です。

特典該当者には、10月中旬ごろにNFTデジタル特典を取得するためのギフトコードが記載された用紙が届くとのこと。用紙の案内に沿って、メディアドゥが運営するNFTマーケットプレイス「FanTop」にて特典を取得することで、大正から昭和初期の『子供の科学』に掲載された「未来予想図」を閲覧できるようになります。

なお、FanTopの利用にはアカウント登録と、スマートフォンアプリ「FanTop アプリ」のダウンロードが必要です。

誠文堂新光社はキャンペーンの開催について、「2023年10月号では、さまざまなジャンルの最先端研究内容を紹介しながら、10年後、30年後、100年後のミライを想像する“最先端科学が描きだすミライ図解”を特集。さらに、読者が送ってくれたアンケートをもとに、“大人になったときに実現していてほしい科学技術”をビジュアル化したポスター付録もついてきます!ぜひ、NFTデジタル特典の昔の『子供の科学』が描いた未来と比べながらお楽しみください」とコメント。

また、メディアドゥは「来年迎える『子供の科学』創刊100周年に向けて、今後も3社共同でさまざまなキャンペーン実施の検討を進めてまいります」と述べており、長い歴史を持つ『子供の科学』が記念すべき創刊100周年にどのような取り組みを行うのかも注目です。

『子供の科学』99周年記念NFTデジタル特典特設サイト
https://www.kodomonokagaku.com/nft99/

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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