セレクトショップ大手のBEAMS(ビームス)が、VRイベント「バーチャルマーケット 2022 Summer」でバーチャルショップを出店することがわかりました。BEAMSによる同イベントへの出店は今回で4度目となります。
バーチャルマーケット 2022 Summerは、HIKKYが開催するVRイベント。メタバース(仮想空間)上にある会場で、アバターなどの様々な3Dアイテムや、洋服、パソコン、飲食物といったリアル商品を売買できます。2018年より開催されている国内最大級のメタバース関連イベントで、商品売買のほかにも、会場内で乗り物に乗ったり、映画を観たり、音楽ライブに参加するなど、メタバースならではの体験ができます。
BEAMSは、1976年に設立された日本のセレクトショップ。現在は海外ブランドのみならず、オリジナルブランドのアパレルから雑貨まで幅広い商品を展開しています。
今回の取り組みでは、BEAMSのオリジナルアパレル商品を3Dモデルに起こしたデジタルツイン(※)をアバター用衣装として販売。ワンピース、スリーブレスジャケット、ロングスカート、パンプス、シャツ、パンツ、スニーカー、BEAMSロゴ入りTシャツとスウェットシャツの合計7点が出品されます。
※…現実の世界から収集した様々なデータを、まるで双子であるかのように、コンピュータ上で再現する技術
また、BEAMSとバーチャルマーケット 2022 Summer公式コラボ商品として、BEAMS初のVRライフスタイルグッズとなるVRゴーグルバッグも販売されます。同商品はVRゴーグルとコントローラーを収納するバッグで、パッド入りでまとめて持ち運ぶことができます。前面にゴーグルとコントローラーのイラストが描かれたシンプルなデザインで、価格は1セット税込6,380円で、発売は8月13日予定となっています。
バーチャルマーケット 2022 Summerに出店されるBEAMSバーチャルショップでは、人気アバターの桔梗、ウルフェリア、碼希が同社の商品を着てディスプレイされており、ユーザーがスタイリングの参考にできます。また、商品単体をユーザーのアバターに試着できる機能もあります。
バーチャルショップ内ではBEAMSの商品がキュレーションされた空間があり、並んでいるインテリア雑貨のほとんどが、BEAMS公式オンラインショップや店頭で購入することができ、現実でのライフスタイルを想像しやすいしかけになっています。
そのほか、7月よりTOKYO MX、MBS、BS日テレでの放送と、クランチロールほかでの全世界配信が始まったアニメ「ユーレイデコ」とのコラボで、作品の舞台となる情報都市トムソーヤ島をモチーフにしたコーナーも展開され、作中に登場する「らぶ」を使ったTwitterキャンペーンも実施されます。
8月20日には、アバターファッションの中でも、リアル寄りのスタイルを好むユーザーが集うVRイベント「Real Clothes Rally」とのタイアップ企画で、ショップイベントを開催。ひゅうがなつ氏、がそ氏、にゅるきー氏など、人気アバター制作者が参加します。
ショップ2階では、ELAIZA(池田エライザ)によるバーチャルライブステージが行われ、ELAIZA監修のもとで作られたアバターがデビュー曲「Close to you」を披露します。
BEAMSバーチャルショップは、関西のショップスタッフを中心に約50名が交代でバーチャル接客にあたるとのこと。VR版に加え、スマホやパソコンのブラウザからもアクセスが可能です。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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