紙の名刺を持ち運ばずにスマートフォン1つで名刺を受け取ることができる「NFT名刺」を、NFTを活用したトークングラフマーケティングを実践するSUSHI TOP MARKETINGが開発しました。
NFT名刺は、名前や所属などの名刺データをNFT化したもの。ICチップを搭載した名刺サイズのカードをスマートフォンにかざすと、スマートフォンに通知が届き、通知をタップして名刺データを受け取ります。
本来NFTを受け取るためには、ウォレットと呼ばれるデータ管理ツールが必要ですが、SUSHI TOP MARKETINGはNFT名刺の交換に同社サービスのNFT Top Shot(特許出願中)を使用しています。これによりウォレットを持っていない人でも、ブラウザ上に一時的にウォレットを自動生成することで、NFT名刺を受け取ることができます。
NFT名刺はデータ管理にブロックチェーンを用いているため、特定の企業のデータベースに依存せず名刺データを個人で管理できるだけでなく、NFT名刺を交換することで、ユーザーのウォレット内に発行された名刺のNFTが溜まっていき、人とのつながりが可視化できる仕組みになっています。
近年、環境や社会、ガバナンスに配慮した「エシカル消費」が浸透しつつあります。NFT名刺は、紙を使用せず繰り返し使えることから環境に優しいエシカルな名刺になっており、従来のように大量の紙の名刺を持ち歩かず、常に1枚のNFT名刺を持ち歩くだけで、スムーズな名刺交換ができます。
SUSHI TOP MARKETINGは、今後NFT名刺の導入を進め、企業のESG活動をサポートしていくとのこと。
SUSHI TOP MARKETINGによると、NFT名刺は2022年7月以降に正式リリース予定。現在α版のモニター利用者を募集しています。さらに、提携企業とのコラボレーションによりNFT名刺をアクセストークンとして活用することで、ユーザー本人が配ったNFT名刺を持つ人だけが閲覧できるサイトなど、個人が簡単にNFT名刺を活用できるWebサイトなどを開発しているそうです。
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- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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