9歳の日本人少年によるNFTアートコレクション「Zombie Zoo(ゾンビ・ズー)」を原案にした新しいアニメプロジェクトを東映アニメーションが発表しました。映像は2022年春公開予定で、NFTアートのアニメ化プロジェクトは日本初の試みです。
Zombie Zooは、現在9歳の日本人少年・Zombie Zoo KeeperによるNFTアートプロジェクト。2021年、当時8歳だった頃、夏休みの自由研究として、母親であるアーティストの草野絵美と共に開始。動物のゾンビをモチーフにしたiPadで描かれたピクセルアートはTwitterなどで拡散され、瞬く間に話題となりました。累計209点にも及ぶ作品は、NFTマーケットプレイスのOpenSeaで販売されています。
これまでの全作品はすでに完売。音楽プロデューサーでDJのスティーヴ・アオキが購入したことで、人気に拍車がかかりました。
その後「2021 Forbes JAPAN 100」にも選出されるなど、日本のNFTアートシーンの成功例としてメディアなどでも多く取り上げられています。
東映アニメーションは今回のプロジェクト発足について「子どもは既成概念に囚われない自由なクリエイティビティを持っています。それは、大人になったら失われてしまう子ども時代の宝物です。大人のクリエイターの手により多くのキッズアニメを世に送り出してきた当社ですが、本プロジェクトの主役クリエイターは子ども自身です。子どものクリエイティビティをそのままアニメ化するサポートをしたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました」と発足の理由を説明。
また「テクノロジーやインターネットの発展により、今やプロアマ問わず個人でもイラストからその世界観を拡張し、多角的なコンテンツ展開をすることが可能な時代になりました。しかし、子ども達はどうでしょうか。ここにキッズアニメを作り続けてきた当社が貢献できる役割があると考えます。その第一歩として、NFTアートコレクション『Zombie Zoo』を生み出した9歳の少年・Zombie Zoo Keeperと協業します。子どもの小さなクリエイティビティが、テクノロジー&インターネットによって翼を得て、当社が製作するコンテンツに乗せて世界に広がっていく驚きや喜びを皆様と共に分かち合えると嬉しいです」と述べています。
Zombie Zoo Keeperは「ぼくが今考えたゾンビたちを捕まえるアニメを作りたいと毎日ママと話していたので夢がかないました。子どものうちに子どもの時にしかできないものを大人たちと作れるなんてワクワクします」とコメントを寄せています。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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