初期投資で選ぶ不動産活用法 予算別で考える最適な選択

不動産投資で困るのが「何に投資をするか」という選択です。

こちらの記事では、土地活用における初期ステップ「不動産の活用方法別の初期投資がいくらかかるのか」というのをベーシックな事例から計算していきます。

土地活用を目指す方の試算・指標となれれば幸いです。

目次

個人で不動産投資をするならば?

土地活用は当然面積が大きければ大きいほど選択肢が増えますが、今回は個人単位でできそうな範囲に絞っていくつかタイプを紹介します。

箱物型

  1. 賃貸経営: 小規模なアパートやマンションの賃貸。
  2. シェアハウス運営: 個人の住宅を改装してシェアハウスとして運営。
  3. コワーキングスペース運営: 小規模な物件を共有オフィスとして提供。

用途別

  1. 駐車場経営: コインパーキングや月極などで収益化を狙う。
  2. コインランドリー:コインランドリー用の施設を設置し、還暦機を導入し運用。
  3. 倉庫・物流施設: 空き家やガレージを倉庫や物流スペースとして貸し出す。

賃貸物件の経営は従来からあるオーソドックスな型で「自分の土地にア電力を売るといった方向性を撮っている

土地活用は本当に様々なものがあります、例えばここに掲載していませんが太陽光発電の様に、敷地にソーラーパネルを敷き詰めて電力を売るといった方向性をとっている土地も存在しています。

しかし初期投資価格やメンテナンス費用が馬鹿にならない為、現在では敬遠されがちです。

不動産を活用した投資の初期コスト

アパートなどの初期投資目安

アパートは通常建設で4000万以上、登記で30~50万円ほどかかります。その他保険などでを含んで最低4500万円程度の初期投資コストがかかります。

一定の上物を投資を行うには土地以外で3、4000万をゆうに超える金額が動きますので、初心者の投資先としては非常に狭き門となっています。

逆に既にある建物の内装を変更し、シェアハウスやコワーキングなどのスペースとして配分する場合は、内装の修正費もろもろで300万~1000万の調整費となります。

駐車場経営

駐車場経営はコストにばらつきがあり、面責で一番お金がかかるのはアスファルトの敷き詰めです。

しかし、必ずしもこれをやる必要はなく、電気工事とライン引きだけで成り立っている駐車場もあります。

一括借り上げスタイルであれば工事費は駐車場業者持ちとなったり、土地オーナーに負荷のかかりづらい経営スタイルもあります。

ちなみに自社経営のフルで駐車場設備の設置(屋根なし)を行った場合50坪あたり350~500万円の算定となります。

関連記事:駐車場経営の初期投資はいくら?→

コインランドリー

コインランドリー投資は一般に建物と、コインランドリーのかなめとなる大型の洗濯機・乾燥機の導入費用が大きくのしかかってきます。

これらの費用は小型のコインランドリーで1500万円~2000万円。

通常よく見るようなサイズの店舗で4000万円~5000万円が相場と言われています。

コンテナ倉庫・トランクルーム

外部設置型の倉庫・トランクルームは1つ当たりの価格が60~100万円前後。

設置費用が80万円前後。

その他電気工事が30万円~。看板設置が15万円~。などなどが相場となっており、実際の開業までには500万円ほどかかることが多いと言われています。

他の不動産活用からすると安価にスタートできますが、収益性が極端に高いわけではない為、回収にもそれなりの期間が掛かってしまいます。

結局どれが一番よい?

どの経営形態が安全、もしくはコストが安いというのは一概には言えませんが、投資対象としての選定が難しいという状態であれば土地は貸してしまうのが一つの手です。

例えば話題の駐車場経営では業者が一括借り上げで土地を契約する方式が主流で、この場合駐車場の整備費、メンテナンス費、運用費までを駐車場事業者で負担して、スタート時の投資金額が0でも始めることができます。

オーナー側は定期的に土地を貸し出している分の契約費用を回収でき、安定性は非常に高いです。

こういった、業者側が初期のコストを請け負ってくれる業態を探し、それぞれの実入りを見比べるのが一つの手となります。

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いまをアルク編集部
いまをアルク編集部
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