【個人】駐車場経営を始める際の初期投資はどのくらい?

こちらの記事では、個人で今ある土地から駐車場経営を始めるとしたどの程度のコストがかかるのか。

そんな疑問にお答えしていきます。

目次

駐車場経営までの大まかなコスト

通常駐車場を経営する場合、まず土地を更地にするところから始まります。

そして、区画を作り、必要な機械を導入し、オープンとなるわけですが、それぞれどのようなことをするのか簡単に考えてみましょう。

上物の解体と清掃

まず、土地を活用するには上物(建物など)を解体し更地にする必要があります。

例えば一般的な建築物であれば下記のような試算があります。

  • 木造2階建て(30坪)の解体工事の相場は120万円から180万円
  • RC造2階建て(50坪)の解体工事の相場は280万円から400万円​

これらは基本的な清掃費用も含んでいますが、仮に今ある土地がこうした二階建ての一軒家だった場合はこの程度の費用が掛かるということです。

坪単価で計算を出してくれる業者もあります。が上下幅は上記で示している通り50%といったところが多いです。

複数見積りができれば、これらの解体費用を比べることができます。

関連記事:古い建物はどうするべきか?→

アスファルトと区画整備

駐車場に最低限必要な設備とは何でしょうか?

実はラインです。

この駐車場では何台停まれるということを区切って示せることが最低条件だったりします。

ですが、基本的には通常下記のようなものを考えて区画を整備をする必要があります。

  • ライン(番号や駐車スペースを表記する白線)
  • アスファルト舗装
  • フェンス設置

次に簡単な計算を提示していきます。

ラインは通常様々な工事費の中に含まれてしまいますので一旦除外します。

アスファルト塗装は1平方メートル当たり4500円~5000円とすることが多く、お金は相当負担になります。

フェンスに関しては1メートルあたり15000円~30000円前後するということが多くあり、単体では2メートル売りなどがあります。

50坪の外周を3面囲うと仮定した場合34~42メートル程度は囲う必要が出るでしょう。

土地の基本的な処置はここまでとなります。

機械類と看板の設置

次に器械と看板の設置に関して考えてみましょう。

  • 足止め(フラップ板orコンクリートブロック)
  • 精算機設置
  • 看板設置
  • 証明設置

まず足止め用のフラップ版(ロック板)は一台10万円が相場です。コンクリートブロックなどは一つ4000円以下で、一ヵ所二つ使う形が定石となります。

コインパーキングではフラップ板を、月極の駐車場ではコンクリートブロックをなどの使い分けが必要となるでしょう。

精算機は一台40万円前後。

看板設置費は10~20万円あたりが相場となります。

証明設置も電気系統で一気に公示されますので一旦後述とします。

これらを勘案して50坪の土地に10台分の駐車場を作るとなると以下のような計算式になります。

アスファルト:5,000円×165㎡=825,000円
フェンス設置:25,000円×38m=950,000円
フラップ板:100,000円×10=1,000,000円
精算機とライン引き設置工事、照明設置含む=800,000円
看板設置:150,000円

このようにざっくりと計算をすると350万円をゆうに超える金額となってきます。

もちろんざっくりとした試算ですし、そもそもフェンスがこんなに要らないなどいくらか考える事はありますが、初期投資はやはりそれなりにお金がかかるのです。

このほか、道路に面している時は道路に対して切り下げ処置が必要な場合もあります。

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50坪の土地を更地にしてから駐車場にするまでにコスト感で言えば500万円を超える金額であることが、今回の記事ではお伝え出来ました。

これらの費用をある程度抑える。

あるいは、駐車場の領分であれば事業者に持ってもらう。というのが駐車場経営におけるメリットです。

初期化遺体の場合、多くは土地オーナー側の負担となりますが、例えは下記のような一括サイトでは、地域に即した解体業者の見積もりを複数受け取ることができます。

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また、駐車場経営の場合現在の主流は一括借り上げです。

一括が利上げとは駐車場事業者が土地オーナーさんに代わって初期コストやその他の多くの厄介な手続きを負担します。その代わり長期契約などで末永くお付き合いを提案するという事業です。

オーナー側の利点としては本来使い道に乏しかった土地をに定期的に決められた契約金額が入ってくるという点です。

これを読まれている土地オーナー様は色々な情報を考えられていると思いますが、一度そんな業者一括査定へ出してみるのはいかがでしょうか。

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