コンビニのマルチコピー機プリントサービス「こんぷりん」を提供するビーマップと、NFT管理販売サービス「プレマ」を展開するXクリエーションがパートナーシップを締結。「こんぷりん」にて、NFTコンテンツのプリント対応を開始すると発表しました。
ビーマップは、Wi-Fiインフラ構築、IoTインテグレーション、システム受託開発を主な事業とするIT企業。アイドルやキャラクター、鉄道など、様々なジャンルのブロマイドやシールを、全国のコンビニに設置されている約5万台のマルチコピー機で購入できるサービス「こんぷりん」を提供しています。
Xクリエーションは、「エンターテインメントの新しい未来を創造する」をミッションに、NFT・ブロックチェーンコンテンツの開発とサービスを提供しているWeb3企業で、オリジナルNFT資産の管理運用から、売買まで行えるサービス「プレマ」を展開しています。
今回の取り組みは、Xクリエーションが展開しているNFT管理販売サービス「プレマ」で購入したNFTを、「こんぷりん」にてプリント対応を開始するためのもの。これにより、デジタルデータで保有しているNFTを、リアルなものとして所有することができます。
今後は「こんぷりん」で販売しているアイドルやアニメのブロマイドといったコンテンツをNFT化し、ユーザーは保有しているNFTに好みのデコレーションを施すことで、自分だけのオリジナルブロマイドNFTを制作して所有することが可能になるそう。
ビーマップはNFTコンテンツのプリント対応開始にあたり、「こんぷりんを介することにより、自分好みのデコレーションを施したNFTなど、様々なNFTコンテンツを全国5万店以上のコンビニで手軽にプリントし、リアルなモノとして所有することが可能となりました」としたうえで、「デジタルアセットとして流通しているNFTコンテンツをリアル化するプラットフォームとしてこんぷりんをお使いいただけるよう、様々な取り組みを推進する計画です。生活に身近なコンビニでプリントできるという利点を生かし、NFTの普及促進に貢献してまいります」とコメントしています。
今年8月、印刷技術とITソリューションを軸に事業展開している広済堂ネクストが、NFTのデジタルアイテムと同アイテムのフィジカル作品(リアルアイテム)が購入できるマーケットプレイス「TATSUMAKI」のベータ版をリリース。ほかにも、メタバースとリアルの両方で着られる洋服が複数のサービスからリリースされるなど、NFTの普及とともに、リアルなものとして所有したいという需要が増えています。
「こんぷりん」はアイドルやキャラクターといった人気コンテンツのブロマイドを取り扱っており、それらがNFT化されれば、コンビニのマルチコピー機でプリントできる手軽さから、これまでNFTにふれる機会がなかった層にもサービスが浸透するかもしれません。
こんぷりん
https://gallery.conprin.com
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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