関西の私鉄、近畿日本鉄道、南海電気鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道の4社が、一般社団法人関西イノベーションセンターが運営するMUIC Kansaiと、そしてWeb3企業のHARTiと、NFTを活用した関西の駅周遊施策「関西周遊NFTコレクション」を11月12日より開始すると発表しました。
MUIC Kansai(ミューイックカンサイ)は、三菱UFJフィナンシャル・グループおよび三菱UFJ銀行が設立した、一般社団法人関西イノベーションセンターが運営する観光産業をテーマにしたオープンイノベーションの創出拠点です。2025年大阪・関西万博を見据え、大企業とスタートアップ、自治体等が連携し、観光産業の課題解決とともに新たな事業創出を目指した活動を行っています。
またHARTiは、「都市でアートを機能させる」をミッションに、Web3関連技術を活用した企業のブランディングや新規事業開発コンサルティングを行っていて、NFTとアートを軸にした様々な業種・業界の課題解決に取り組んでいるWeb3企業です。出品完全審査制・招待制のアプリ型NFTプラットフォーム「HARTi」の運営のほか、法人向けのNFTコンサルティング事業では、単なるIPのNFT化だけでなく、Web3文脈の形成や、マーケット・チェーンの選定支援など、クリプトネイティブに届けるプロジェクトの創出を一気通貫にサポートしています。
今回発表した「関西周遊NFTコレクション」は、MUIC Kansaiの課題解決プログラムとして採択され、MUICの会員企業およびそのグループ会社である関西の大手私鉄4社の協力のもと、沿線の垣根を越えたエリア横断型の取り組みとして実施されるものです。
関西の駅20カ所を対象にそれぞれデザインした限定NFTが配布され、NFT初心者をはじめ、多くの人にNFTに広く触れてもらうととで、NFTの普及・活用事例の創出に貢献することを目指すとしています。
参加方法は、QRコードを読み取り、HARTi社が提供するNFTプラットフォーム「HARTi」をダウンロードしイベントページへ移動、対象の駅と残数を確認し、お目当ての駅まで電車で移動し、駅に到着後、GPSをONにして獲得ボタンを押し、限定NFTを獲得するといった流れです。
今回NFTの配布にあたって、HARTiアプリの「Geo-location機能」を活用し、ユーザー端末の位置情報(GPS)を利用することで、特定のロケーション(駅)でのみNFTを取得・収集可能にする仕組みとなっています。
MUICとHARTiは本実証実験を通して、「NFT活用事例の拡大、Web3産業のさらなる活性化に貢献するとともに、2025年の大阪・関西万博に向けてますます活気づく関西エリアの経済活性化に貢献することを目指してまいります」と述べています。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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