仕事やスキルの実績証明NFT発行サービス「Job POAP」β版リリース

NFTを活用した仕事やスキルの実績証明サービス「Job POAP」のベータ版を、Web3企業のプロタゴニストがリリースしました。同サービスを利用することで様々な応募者の経歴やスキルが可視化でき、応募者にとっても自身のスキルをアピールしやすくなります。

プロタゴニストは、Web3xHR(人材)をテーマにサービス開発およびクライアント支援事業を展開している企業。同社が運営するポートフォリオデータベースDesumeを利用し、企業とWeb3の専門家をマッチングするサービス「Desume Concirge」を提供しています。

今回ベータ版がリリースされたJob POAPは、仕事やスキル、キャリアなどの実績証明をNFTとして発行するサービスです。

企業はJob POAPのサイト上でMetaMaskに接続すると、実績証明をNFTとして発行する「ジョブタスクを作成する」機能が利用できます。

ジョブタスクを作成する画面では、「Web3の基礎的なリサーチと記事ライティングが出来ることを証明」「基礎的なDapps開発が出来ることを証明」など応募者に求めるスキルとタスク、実績証明NFTのアイコン画像を入力可能。入力後に実績証明リンクが発行され、応募者がリンクから成果物を提出すると、実績証明NFTが発行されます。

実績証明リンクは、暗号資産(仮想通貨)ウォレットのMetaMaskを利用することで、最短5分で発行できます。ジョブタスクの作成は無料ですが、実績証明NFTの発行にはガス代と呼ばれる手数料が発生します。

またユーザーは企業から実績証明リンクを受け取るだけでなく、「Bounty Board」と呼ばれるジョブタスク一覧画面から選び、成果物を提出することも可能。実績証明NFTを増やしプロフィール画面に掲載することで、自身のスキルをアピールできます。なお、ユーザーもJob POAPを利用するにあたってMetaMaskの接続が必要になりますが、ガス代などの料金は発生しません。

Job POAPは今後、企業やNFTプロジェクトからのスカウト機能実装を予定しているそうです。

プロタゴニストはJob POAPのベータ版リリースにあたり、「元来採用においては、履歴書と職務経歴書を提出することが一般的であり、“職歴や学歴”を元に合否を決めてきました。働き方改革の後押しで、早い年齢から起業や自主学習をしてスキルを積み上げている方も増えてきたりしております」としたうえで、「このような既存の採用フォーマットでは見えないような努力や経験を可視化し、上辺の情報だけでなく本当に企業にとって必要な方を見つける為のサービスがJob POAPになります」とコメントしています。

Job POAP
https://jobpoap.xyz

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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