『メタバースの学校』 初代学長 北村勝利社長インタビュー

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上記のニュースを耳にしたことはありませんか?

最近なにかと話題になっている『メタバース』実際どのようなものなのか説明できますか?

Facebook社がmeta社に社名を変更し、代表であるマーク・ザッカーバーグは次に来るのはメタバースの世界だ、そしてメタバースの世界に入り込むにはVRの機械が必要だと未来構想を語っています。

天才少年と言われたマーク・ザッカーバーグが見ている未来の世界を先取りしてみませんか?

このシリーズでは現役就活生の私が現役社長の方々を訪問し、インタビュー形式で社長さんの人生やキャリアの選択方法について語っていただきました。

働き方改革と緊急事態宣言で変わったことはなんですか?

今後の就活生はどこを見て会社を選んだらいいの?

今世紀最大の就活氷河期を生き抜いた私が聞きたかったことをズバズバ聞いてきました。

就活生の皆様、ぜひ参考にしてみてください。

編集担当:たまご

インタビュー日時:2021年12月

目次

歴史は繰り返す 次はメタバースの時代

今回インタビューさせていただいたのはメタバース学校初代学長の北村勝利(きたむらかつとし)さん。

メタバースという仮想空間を体験できる『メタバースの学校』の初代学長を務められています。

NFTの価値は?ブロックチェーンの仕組みとは?暗号資産って何?

今話題のメタバースとはどんなものなのか、今後の可能性や新たな課題についてお話を伺ってきました!

憧れの人の一言で3ヶ月後に起業

たまご:最初に北村さんの略歴を教えて下さい。

北村さん:25歳で独立して8つくらい会社を経験しています。起業歴は31年になりますね。

たまご:プロ経営者ですね。業界もそれぞれ異なっているんですか?

北村さん:人材、ゲーム、IT、モバイルなど色々やりましたね。僕がキャリアをスタートさせたときはポケベルとかの時代だったので、ガラケーが出てきたときも、パソコンが出てきたときも、スマホが出てきたときも、最初はみんな性能を信じていなかったにも関わらずあっという間に一人一台持つようになりました。

北村さん:現在はメタバースにその流れが来ていますね。

たまご:メタバースのお話、あとで詳しく教えて下さい。その前に北村さんがそんなに何社も起業されるようになった経緯を教えて下さい。昔は美容師さんだったとお聞きしました。

北村さん:一番最初は福岡の美容師です。僕は高卒だったので高卒でなれるのが床屋だったんです。ヘアメイクアップアーティストになりたかったのですが当時はどうやってなるのかが全然わかりませんでした。だから東京に出てきて一度、東京モード学園に入り直しました。

北村さん:ファッションとかもいろいろやっていたんですけど、だんだんキメキメなのがかっこ悪く思えてきてしまって(笑)

たまご:ファッションブランドも立ち上げられたことがあるんですよね。

北村さん:ファッション、ヘアメイクなどアパレル関係はほとんど全部やりましたね。でもジーンズにTシャツで外車にタワーマンションの方がかっこよくない?って思えてきたんですよね。

たまご:確かにそれはかっこいいです(笑)

北村さん:今でこそマーケティングはどの業界でもあたりまえに使われてますけど、スタートはファッション業界にしかマーケティングという考え方はなかったんですよ。

たまご:私も最初はマーケティングといえばファッションのイメージがありました。

北村さん:ファッション業界でマーケティングを行っていたときに、その世界で憧れていた人がいて、どうしてもその人みたいになりたくて『やる気はあります。努力の方法を教えて下さい』と言ったんです。

北村さん:そうしたら『マーケティングというのは起業活動の一つのセクションでしかない。人事、経理、マーケティング、財務などすべてを統合したのが企業経営だから一度会社を作ってみろ』と言われました。それを言われた3ヶ月後に最初の会社を起業しましたね。

たまご:本当にやる気ありますね。3ヶ月ってすごいスピード。

スマホも最初ガラケーでいいじゃんと言われていた

北村さん:最初に作った会社は『Walker』という会社なんですけど、当時はお金もコネも経験も無いのでまずは趣味を仕事にできないかを考えたんです。散歩が趣味だったので、とにかくたくさん街を歩いてどんな発見があるかなというのをやっていたんです。

たまご:港区で歩いたことのない道はないんですよね(笑)

北村さん:そうです(笑)そうしたら、スーツの人たちが空き地に刺さっている看板を見て色々メモをしているのに出会いました。

北村さん:理由を聞いたら、そこに新しい商業施設が建設予定らしくて、商業施設にはエレベーターや空調などが必要になりますよね。みんなそれをメモしていたんです。

北村さん:それを見て、これは仕事にできるなと思って、東京都の空き地調査を代行でやったのが最初に行ったビジネスです。

たまご:本当に街の散歩でビジネスが見つかったんですね。みんなが何に困っているのかなどを観察するのは大切ですね。お散歩侮れない…。

北村さん:色んな人が求めている人はビジネスになるので。そのサービスは実は今でも続いているんですよ。

たまご:まだ続いてるんですか?!もう起業してから30年とかですよね。すごい…。30年の月日が経っても同じようなサービスに乗っ取られていないのもすごいです。

北村さん:その後はネットビジネスが多いですね。僕たちが最初にインターネットを使えるようになったのはWindows’95というやつでそれは最初にエクスプローラが入っていたので普通の人でも簡単に使えるようになったんですよ。それまではメカニックすぎて専門の技術がある人しか使えないものでした。

たまご:その時から一家に一台買えるくらいの価格になったんですか?

北村さん:いや、最初に買ったMacで80万円とかだったと思います。5年リースで買いました。

たまご:80万は高いですね。

北村さん:でもそれが今は一人一台持つようになりました。いままでに同じような波って何回かあって、最初がFAXとワープロです。それで初めて遠くにいる人にも電話番号がわかれば文書を送れるようになりました。

たまご:FAXはギリギリ小さい頃使ったことあるくらいですね。ワープロは見たことないですね。

北村さん:その次がパソコンですね。そしてガラケー、スマホです。ガラケーの中でも2000年にiモードが出て、2010年からはiPhoneが流行り始めました。スマホだって最初はガラケーでいいじゃんとみんななっていたんです。それなのに今は9割9分ユーザーですよね。

たまご:歴史は繰り返してますね。

北村さん:本当にその通りです。そしてこのあと来るのがメタバースで、メタバース空間に触れるために使うデバイスがVRです。

たまご:その流れの最先端がメタバースだったんですね。

いつでも別人格になれるほうが気が楽

たまご:『メタバース』というワード、最近よくニュースで耳にします。どういう概念なのでしょうか?

北村さん:facebook社が最近社名をmeta社に変更したことはご存知ですか?meta社のマーク・ザッカーバーグが今一番注目しているのが、メタバースの世界をVRの機械を使って誰もが当たり前に使えるものにしようという動きです。

たまご:『meta(何にでもなれるが、何もない)+universe(巨大な空間)。オンラインの3D仮想世界の総称であり、そこではゲーム、物作り、交流、仕事、さらには仮想通貨の取引までできる』とネットにはそう説明されているのですが、いまいち理解できません。

北村さん:今までのインターネットは2D、メタバースはデバイスを使えば3Dです。

たまご:そこでは顔は出すんですか?

北村さん:LINEのアイコンのようなものです。アバターでもいいし、顔を出しても良い。人格を使い分けられるということです。

たまご:仮想空間で誰かと出会う…恋愛の仕方も変わってくるということですかね??

北村さん:もうすでに恋愛の仕方って変わってきてるじゃないですか!5年前なら出会い系のアプリで出会うのなんて信じられない!危険だ!みたいな風潮があったにも関わらず、今は婚活もマッチングアプリが当たり前です。

たまご:たしかに。私もその流れは見てました。ネット上で会った人と直接会うことに対して抵抗がなくなっているのは確かですね。

北村さん:今の若い人達はTwitterでも複数アカウントを持っているのが普通といいますよね。平均3つらしいです。

たまご:はい。5つ持ってます。

北村さん:それぞれで人格を使い分けていますよね。

たまご:使い分けてますね。違うコミュニティというか、共通のフォロワーほぼいないかもしれないですね。

北村さん:だからきっと今の若者はいつでも別人格になれるほうが気が楽なんです。人格はたくさんある方が楽です。

たまご:それはあるかもしれないですね。例えば学校でいじめられていても他に逃げ込めるコミュニティがあれば死にたくならずにすむみたいな。ある人格が嫌われたらその人格ごと消してしまえばいい。なんか怖い話してるみたいですけど(笑)

北村さん:若い子ほど素顔を晒したがらないです。メタバースはもう始まってはいますが一般化するのは未来の話です。高齢者のニーズというよりは若い人たちが好きになってくれたらいいんです。

たまご:若者の価値観にうまくマッチしたサービスになっていくんですね。

北村さん:テクノロジーは変わっていきますから、今の価値観で未来を語ってはいけません。

たまご:私の価値観がおじいちゃん寄りでした…。

人は希少価値に対してお金を払う

たまご:メタバースと暗号資産は切っても切れない関係だと思います。暗号資産はブロックチェーンを利用したもので、最近NFTなどもよく話題になっていますよね。メタバースの世界でもNFTはきっと流入してくる話題だと思うのですが、NFTに関しては経営者の方々に色々お話を聞いていると、賛否両論です。

たまご:北村さんはNFTに関してはどうお考えですか?

北村さん;NFTは何年かしたら当たり前になります。昔はデコメ世代などは待受画面を売っていたんですよ。

たまご:待受を買ってたんですか?!

北村さん:そうです。どうしてそれに対してお金がついたのか。それは他に手に入る手段がなかったからです。

北村さん:人は希少価値に対してお金を払うんです。それに対して、デジタルには価値がなかった。なぜなら、いくらでも転送や複製、データのコピーができてしまっていたからです。

たまご:そうですよね。私はきっとNFTの希少価値性が理解できていないんだと思います。

北村さん:NFTの唯一無二性に対して世界が認めているからです。その希少価値が認められているから価値があるんです。

たまご:NFTの作品が現在高額で取引されているのは?

北村さん:それはまだ出始めだからバブルが生じているんでしょうね。でも今後NFTの生産が増えたら供給量が増えるとともにNFTの作品は安くなる。なぜならあたりまえになるから。

たまご:なるほど。つまり北村さんはNFTの唯一無二性は認めるけれども、NFTを資産として投資をすることに対してはいつか安くなるものという印象をお持ちということですね。

北村さん:当たり前のものになったら価格は下がるでしょうね。

暗号資産を使えば為替も関税もない

たまご:メタバースの中では暗号資産でしか取引はできないんですよね?つまりメタバースの広がりとともに、暗号資産も一般化されていくのでしょうか?

北村さん:仮想通貨が最初に出てきたのって10年前とかの話でその時はビットコインが800円とかでした。でも今はビットコインは600万円とかになってますよね。それだけ暗号資産のブロックチェーンに対して世界の中で信頼度が増しているということです。

たまご:暗号資産の根本の考え方は世界共通の通貨を作ろうという考え方であっていますか?

北村さん:大枠は合っています。日本国内であっても都市銀行と地方銀行で手数料が300円かかります。500円の送金でも10万円の送金でも一律いくらというように決まっています。それが海外への送金となったら、為替の問題もあるし、関税の問題もあるしでとんでもない額がかかるんですよね。

北村さん:メタバースの中でも送金コストが高くなるので、共通の通貨である暗号資産で取引しようということです。

たまご:なるほど!メタバースの中では日常通貨として暗号資産が使われるようになるということですね。

たまご:法定通貨として認められているのはエルサルバトルだけですが、メタバースの中で日常通貨として使われるようになったら一気に世界的にも法定通貨として認められるようになりそうですね。

便利さと危険はいつでも表裏一体

たまご:北村さんはFAX、パソコン、ガラケー、スマホが出てきては人々に浸透する様子を見てきたんですよね。なんだか今回のお話を聞いていると、ドラえもんの世界みたいでわくわくします。私が欲しかったものはどこでもドアとタイムマシンなんですけどいつかそれも現実になりそうな気がします。

たまご:今後北村さんはどんな世界を作りたいですか?

北村さん:どこでもドアとタイムマシンだって理屈はできているんですよ。現実化もできると思います。

北村さん:だからテクノロジーでできることは結構出きっているかなと思うので、僕はもっと精神面の方を望みたいですね。

北村さん;たとえば、メタバースの力でいじめる側、DVする側の人の気持ちを制御できたり、いじめられる側の人の心の支えになったり、うつ病の人が良くなったり、後ろ向きな人がポジティブになったり、宗教にすがってしまう人を救ったり。そういうマインド面を望みたいですね。

たまご:素敵ですね。先程の話にもあったように、きっとメタバースの空間が誰かの逃げ場、一つの居場所になることは間違いないなと感じました。

たまご:ただ、それって逆にいくらでも悪いことに使う方法が思い浮かんできてしまうんです。そう思いませんか?

北村さん:そうですよ。便利さと危険はいつでも表裏一体です。

北村さん:固定電話ができたときだって、同じことを言われたんですよ。電話番号で何か詐欺とかをする人がいるんじゃないかみたいな。

たまご:今は電話番号なんていろんなところで躊躇いなく記載しますよね。電話でも色々懸念されていたなんて驚きです。それも繰り返している歴史の一つなんですね。

『メタバースの学校』で機会損失をなくす

たまご:北村さんが学長を行っている『メタバースの学校』について教えて下さい。

北村さん:六本木に教室があるのですが、メタバースはよくニュースでは聞いているけれども実際どんなものかわからないという人たち向けにメタバースを体験できる教室をやっています。

北村さん:メタバースの世界観にはVRを使って触れることができるのですが、本格的なVRの機械を買うと4,5万します。なかなかVRの機械を個人で持っている人っていないですよね。だからまずはVRの世界観を体験してもらってVRの素晴らしさを見てもらいます。

北村さん:その他にも、メタバースを理解するにあたって、今までのお話にもあったようにNFTやメタバース、SNS、ブロックチェーンなども未来の話ではあるのできちんと理解している人はなかなかいません。教えてもらう機会もなかなかないと思います。

北村さん:『メタバースの学校』ではそれらの講義も含めて行っています。

たまご:私自身もまだまだ説明できるほどには理解できていないですし、自分の仕事の中に取り入れられるとも思えません。でも話題になっている以上、知っていないと流行に乗り遅れてしまっているような焦りも感じています。

北村さん:学校では教えてくれない内容ですが、入社すると会社はそれらは知っていてあたりまえのような扱いをする。それって機会損失が大きすぎると思います。

北村さん:本来就職できる会社に就職できなかったり、やりたい仕事に出会えなかったり。

たまご:よく知らないと焦って騙される可能性もあります。

北村さん:そういう若者が増えないためにも『メタバースの学校』でメタバースの世界を体験してほしいなと思います。

たまご:私もぜひ体験してみたいです!メタバースの凄さを実感したい!!

過去の価値観で生きるな!早く決断しなさい

たまご:今の就活生にメッセージをお願いします!

北村さん:新卒採用という一括採用にとらわれるな!ということですね。新卒採用の就活って世の中で一番過酷な戦いじゃないですか。受ける側が絶対に分が悪い。

たまご:間違いないですね(笑)

北村さん:大手の看板だけで判断して受けるだけが就活の方法じゃありません。起業したっていいですし。中途でだって入れるし。選択肢はたくさんあるよってことを僕からは伝えたいですね。新卒でいいところに入れなくたって死にはしないから(笑)

たまご:死にはしない。たしかに。学生のうちから起業するのもアリですか?

北村さん:結局いつかは一人でやらないといけないことになると思います。僕の周りには50代で早期退職した人もいますけど、その年から新しい仕事をしようとしてもどこも雇ってくれないです。でも今は80歳まで余裕でみんな生きる時代です。その後30年なにかしたいとなったら自分でビジネスを始めるしかないんです。

たまご:転職の最後のチャンスは30代後半ともいいますもんね。

北村さん:そうです。今やるか、何年後にやるかのどっちかです。

北村さん:今の若い子たちが生きているのは親の世代の社会事情に合わせて作られた仕組みの中で生きているんです。それってつまり昭和の人生観に基づいているんですよ。

北村さん:インターネットの時代になって、日本のGDPは世界ランクでも下がってきました。過去の価値観で生きていたら取り残されていきますよ!早い段階で自分で生きていく術を身に着けないと。早く決断しなさい!!(笑)

たまご:いつまでも雇われて言われた仕事をやっているだけでは置いていかれる世の中になったんですね!長生きするなら自分で自分が生きるためのお金は稼がないといけなさそうですし、いつかは自分でビジネスをできるようにならないとというのはみんな心に留めておくべきかもしれないですね。

『メタバースの学校』概要

マーク・ザッカーバーグが見る未来構想であるメタバースビジョンは素晴らしくワクワクする世界ですが、VR体験のない多くの方々には理屈は分かっても腹落ちしないメッセージだと思います。なぜならばVRは『体験』しなければ理解ができない世界だからです。

とはいえ、必需品でもない4万円近くするVR端末の購入に加え、面倒な設定などハードルが多いのも事実です。そこで一人でも多くの方々に『ザッカーバーグが見る未来』を体験、理解、学習して頂きたく『メタバースの学校』を設立いたしました。

『メタバースの学校』ではVR端末の貸し出しからゲーム体験、ソーシャル体験、そして話題Workroomsの体験までインストラクターが細かに指導いたします。『メタバースの学校』は多くの方々をメタバースという新しいインターネットの世界へお連れします!

『メタバースの学校』 公式ページhttps://metaverse.hp.peraichi.com/

編集後記

歴史は繰り返す。時代の流れがわかっていたら、変な詐欺に引っかかることもない。

新しい人気のものが出てきたら、それを利用して儲けようとする人が出てくるのももう毎回のことです。

私はそれを見たことがなかったので、気づかなかっただけかも知れませんが、騙されそうになったことがあります。

もし知らなかったのだとしたら、いかにニュースや社会の動向にアンテナを張っておくことが大事なのかを思い知らされました。

そしてメタバースの話の中でいろんな人格を使い分けるのが当たり前になるという話を聞きました。

北村さんはこのテクノロジーで今後人間の精神面を支える仕事につなげていきたいと仰っていましたが私もまっさきに学校のいじめ問題に使えるだろうなと思いました。

いじめで自殺や不登校になってしまう人のほとんどが、学校以外に所属するコミュニティがないことです。

私はいじめられたこともありますが、学年の違う近所の子たちとも仲が良かったし、家族とも仲が良かったし、ピアノも習っていたし、他クラスにも友達がいたし、そこまで追い詰められていませんでした。

涼しい顔で学校に居すぎて最終的にはいじめっ子のボスに『お前は傷つかないからいじめても面白くない』と言われていじめは終わりました。

今の時代はネット上に上手く逃げ場を作っている人も多いと思います。

学校では優等生でもTwitter上では何万人もフォロワーがいるネット小説を書いている人、学校ではいじめられているのに仮面を被ってアイドル活動を配信している人、顔を見ただけでは想像できないその人の中の世界があります。

芸能人が表舞台で芸名で生きているように、他の人達も仮面をかぶる時代になってきました。

死にたいくらい辛いことがあったときに、その人格の仮面を脱いで、その人格ごとゴミ箱に捨ててしまうことができたら、みんなもっと生きやすく、大胆にチャレンジできるようになるかもしれません。

この話を聞いていると、絶対悪いことに利用するやつがいるでしょ!と思いますよね。

でもそれは毎度のことみたいです。歴史は繰り返す。

毎回、良いことのために使おうと思って新しいテクノロジーが開発されると、悪いことに使おうとする人が出てくるのはあたりまえ。

それが懸念されてリリースがためらわれるのも毎回のこと。

新たな時代の幕開けを前に今回のお話を聞いてとてもワクワクしてきました。

投稿者プロフィール

たまご
たまご
恵比寿から港区女子を夢見てライターの仕事をしている新卒OLです。
夜景とイルミネーションが好きで、いつかタワーマンションに住んで都会の夜景を独り占めしたいと思っています。
インスタでハッシュタグ「豪邸」で調べることと、お風呂上りにベランダでオレンジビールを飲むことと、おいしいボンボンショコラを一日一個ずつ食べることと、ミルクティーを飲みながら読書をすることが好きです。
よろしくお願いします。
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