Meta(メタ)が、同社が運営するSNS「Facebook」にNFT導入のテストをはじめたことがわかりました。まずはイーサリアム(ETH)とポリゴン(MATIC)に対応するとのこと。
Metaは、SNSの「Facebook」「Instagram」、メッセージアプリの「Messenger」「WhatsApp」、ビジネス向けSNSの「Workplace」などの運営元です。2021年10月に開催されたイベント「Facebook Connect」にて、社名をFacebookからMetaに変更しています。
社名のMetaは、インターネット上に設けられた「メタバース」と呼ばれる仮想空間に由来し、同社は社名変更とあわせてメタバース事業をメインにすることを発表。さらに、メタバース部門の責任者であるVishal Shah氏が「メタバース内では、NFTのような限定版のデジタル・オブジェクトを販売したり、自分のデジタル・スペースに展示したり、さらには次の人に安全に転売することが容易になる」と述べ、どのような形でNFT事業に参入するか注目を集めていました。
2022年6月、MetaのプロダクトマネージャーであるNavdeep Singh氏が、ユーザーが所有するNFTをプロファイルページに表示させる機能「digital collectibles」のスクリーンショットを添付し、「FacebookでNFTを始める。これまで取り組んできたものを世界と共有することに興奮している」とツイート。特定のクリエイターグループを対象にテストを行い、まずはイーサリアムとポリゴンに対応し、その後の発表により、ソラナ(SOL)とFlow(フロー)にも対応することがわかっています。
Metaは2022年5月、最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグが、同社が運営するSNS「Instagram」でNFT対応をすると発表。アメリカのクリエイターやコレクターなどの一部のユーザーが対象で、所有・作成したNFTがInstagramで表示されるテストを行っていました。
InstagramへのNFT導入にあたり、Metaは立体的な拡張現実のNFTの利用も検討しており、ARソフトウエアを使って、Instagramのストーリー機能に対応させる作業を行う予定。接続可能なウォレットは、MetaMask、Rainbow、Trust Walletで、Phantom、Coinbase Wallet、Dapper Walletなども順次導入だそうです。
マーク・ザッカーバーグは、「我々はアプリのファミリー全体で、NFTのための構築を始めている」としたうえで、「近いうちにFacebookにも同様の機能を持たせるつもりだ」とコメントしています。
また、Metaはメタバースのアバター用ファッションマーケットプレイス「Meta Avatars Store」の設立を発表。ファッションブランドのバレンシアガやトム・ブラウン、プラダと提携してアイテムを発売し、FacebookやInstagramなどでも使用できるとのこと。まずはアメリカとカナダ、タイ、メキシコでサービスを提供し、「今後は他のデザイナーやクリエイターもオリジナルのデジタルファッションアイテムを販売できるように目指す」と言及しています。
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- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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