Dragon Fish Tokyo、Vtuberグループ「DFT47」始動。新たな基軸になるか

NFTプロジェクト「Dragon Fish Tokyo」と、ライバー専門マネジメントプロダクションのファンスターがVtuber・Vライバー事業で提携し、NFTを活用した新しいVtuberグループ「DFT47」の立ち上げを発表しました。

DFTは10,000人が参加する国内でも規模の大きいNFTプロジェクトです。3,333点のNFTを含むNFTコレクション「Dragon Fish Tokyo(以下、DFT)」では、直近1ケ月間の流通総額は 584ETH(日本円で約1.16億円/2022年9月29日時点)を突破。SNSでも積極的な情報発信をしており、Twitterのフォロワーは記事執筆時で2.8万人を超えるなど、NFT関係のアカウントの中でも注目の存在となっています。

今回DFTとライバー専門マネジメントプロダクションのファンスターがVtuber・Vライバー事業に関する提携を発表し、NFTを活用し、新しいVtuber・Vライバーグループの開始とVtuberジェネラティブを発行するプロジェクトを開始することを発表致しました。

ファンスターはライバー専門マネジメントプロダクション事業を行う会社で、リアルライバーとバーチャルライバーを合わせて1,000人以上をマネジメントを行うなどライバー系事務所では大手です。ライバー育成をサポートするスマートフォンアプリ事業や、渋谷に本格的な機材を使ったファンとのリアルタイムオフラインイベントを開催することが可能なバーチャル特化イベントスペース「VIRTUALPARK渋谷」の運営などを行っています。

ファンスターはメタバースで活躍するバーチャルアーティスト・タレントを創造し、NFTを活用したアーティスト・タレント作品の価値を高めることを掲げており、今回のDFTとの提携にいたった模様。

今回の発表とともに、Vtuberグループ「DFT47」ではオープニングメンバーの募集を開始しています。「VIRTUAL ACADEMIA TOKYO」と名付けたメタバース学園を展開し、メタバース内での活動を行うようです。

リリースによると、本プロジェクトではVtuber・Vライバーには特別なNFTが付与されるほか、様々な特典が受けられるとのこと。すでに10,000人以上が参加するDFTのコミュニティを活用することで、フォロワー獲得やファンスターによるサポートが受けられることで、新規のVtuberグループとしてはスタートダッシュが切れるというのがポイントのようです。

すでに先行して研究生の一期生も参加し、公式アカウントでフォロワーも獲得しはじめていることから注目されていることが伺えます。

公式アカウントでも今回のプロジェクトについて随時情報をだしており、既存のメタバースアイドルを講師にするなど、本格的なサポート具合がわかります。

また詳細は不明ですが、音楽プロデューサーとして活躍している田中隼人氏に関するツイートがあることからも、楽曲面でもかなり強力なサポートが行われる可能性があります。

メタバースアイドルプロジェクトの立ち上げは最近よく見かけますが、こうした本格的なサポートを目に見える形で発表しているのは珍しく、リアルのアイドルに近い形で本気のアイドルグループを作る意気込みが伺えます。

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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