NFTアートマーケットプレイス「TransformArt(トランスフォーム・アート)」を運営するゆめみによる初のNFTプロジェクト「ハイパー神社」の1stセールが発売当日に完売したことがわかりました。同プロジェクトは2Dメタバースやリアル神社が造営予定など、興味深いロードマップを発表していることでも注目となっています。
ゆめみは、2000年創業のインターネットサービスを主とした開発・制作・コンサルティングの内製化支援を主に業務とする企業です。同社が運営するNFTアートマケットプレイスのTransform Artは、ゆめみとアーティストとのプロジェクトコラボ型のNFTアートマーケットプレイスで、マーケットプレイス機能のほか、NFTアートを単に所有権を証明する作品としてではなく、「コンセプチュアルでネットワークベースドなコンテンポラリーアートとして、技術力で共創してアート的な価値生成を目指す場所」としています。
またTransform Artでは、アーティストだけでなく、アートコレクターやエンジニアやマーケッターが集い、批評性のあるコミュニティの「アートDAO」との連携で、独自のエコシステムを構築しているのが特徴となっています。
今回販売された「ハイパー神社」は、アーティストのたかくらかずきとTransformArtの第1弾コラボレーションプロジェクトです。1点物NFTアートと、ジェネラティブNFTアート(プログラムによるパーツ組み合わせのアート作品)の両方の良さを持つ ”アートとテックのハイブリッド型NFTアート” と銘打っています。
様々な「拡張子」を神格化した15種類x30色=合計450体の神々のNFTアートとなっていて、NFTを保有していることで、拡張子の神を祀ってお参りできる「ハイパー神社web」に参加可能となっています。
ハイパー神社webは、ブラウザ上に神社が作られ、神格化された拡張子のNFTを祀り参拝することができるもので、 ブラウザ上の神社では、神主によって神が祀られ、そのURLを公開することによってあらゆる人が参拝できるようになります。
祀られた拡張子の神々は、オンラインの参拝者たちの参拝により信仰心が溜まり、16x16pxで描かれたはじめの『明神』形態から、32x32pxで描かれた『大明神』、64×64で描かれた『大御神』と三段階に進化する仕様。神進化形態は譲渡・販売すると最初の形態に戻ります。
1stセールでは、誰でも購入できるパブリックセールではなく、招待購入権(AL)を持つ人限定の販売方法で行われ、150体(総発行数の1/3)が即日完売となりました。
同プロジェクトは、「初日ですべてを売らず、長期的かつ段階的なセールで『ハイパー神社』を魅力に感じる皆様へ届けていけるアートピースを目指します。2ndセールと、新たな展開の発表にご期待ください」とコメントしています。
同プロジェクトでは今後、2Dメタバース『ネオ・トコヨ(NEO TOKOYO)』や、2025年には香川の直島にある実際のホテル敷地内に『ハイパー神社』を造営するなど様々な計画を打ち出しています。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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