イタリアのファッションブランド「ディーゼル(DIESEL)」が、NFTコレクション「HAPE PRIME」との提携を発表しました。両社が共同制作するNFTコレクション「Diesel x Hape REPO」がリリース予定となっています。
ディーゼルは、実業家のレンツォ・ロッソ氏が1978年に設立したイタリアのファッションブランドです。イタリアらしい遊び心のあるデザインが特徴で、デニムを主力商品にメンズやウィメンズ、ホームコレクションなど幅広いラインナップを展開しています。
またHAPE PRIMEは、イギリスのWeb3企業Digimental Studiosが展開している3DデザインのNFTコレクションです。人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」にインスパイアされたApe(類人猿)がモチーフとなっており、2022年2月にHAPEBEASTからブランド名を変更しています。
今回の取り組みは、ディーゼルのクリエイティブディレクターであるGlenn Martens氏とHAPE PRIMEの創業者Digimental氏が共同制作するNFTコレクション「Diesel x Hape REPO」のリリースを目的としたものです。
ディーゼルによると、Diesel x Hape REPOはフィジカルとデジタルの両方で価値を提供するとともに、限定イベントやコミュニティ特典へのアクセスが可能になる予定とのこと。
現在、Diesel x Hape REPOは特設Webサイトが公開されており、メールアドレスを登録することで詳細が受け取れるようになっています。
Diesel x Hape REPOの詳細は、今年1月26日に詳細が発表される予定です。
ディーゼルは過去にも複数のNFTコレクションをリリース
ディーゼルは以前からWeb3関連事業に力を入れており、2022年3月に実物のファッションアイテムも入手できるNFTコレクション「D:VERSE」をリリースしています。
D:VERSEは、ファッションショーで発表されたアイテムや限定生産のウェア、スニーカー、アクセサリーなどをNFT化するコレクションで、第1弾では2022年にミラノコレクションで発表された秋冬アイテムをリリース。
購入者にはNFTと実物のファッションアイテムのほか、D:VERSEのコミュニティ「D:VERSE Family」へのアクセス権に加え、ディーゼルのファッションショーにVIPとして招待される特典が付与されました。
2021年12月には、Glenn Martens氏がデザインしたスニーカー「プロトタイプ(Prototype)」をリリースし、実物のスニーカーだけでなく限定NFTにすることを発表しています。バーチャル空間におけるファッションを展開するデジタルファッションハウス「ザ・ファブリカント(The Fabricant)」とのコラボにより制作されたプロトタイプのNFTを、ディーゼルと親交の深いセレブリティやメタバース(仮想空間)愛好家に配布し、大きな話題となりました。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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