Toreru社、オンライン商標登録サービスの更新手数料を無料化

知的財産権に関連する事業を展開するToreru(トレル)社は、同社が提供するオンライン商標登録サービス「Toreru 商標登録」の更新手数料を無料にしたと発表しました。

Toreru社は、「知財の価値を最大化させる」ことをミッションとして掲げ、知的財産権に特化したサービスを提供する企業です。特に商標権に関連するサービスを中心に、オンラインでの商標登録、検索、売買サポートなど幅広く事業を展開しています。

同社が提供するToreru 商標登録は、商標の調査から出願、登録までを一元管理できるオンラインサービスです。このサービスには、AIを用いた無料の簡易調査と、弁理士による詳細な調査・サポートを含む有料オプションがあります。さらに、商標の更新管理サービスも提供されており、更新期限のメール通知機能を備えています。

Toreru 商標登録の有料サービスを利用する際は、まずToreruのアカウントを作成し、マイページに商標を追加します。その後、調査を申し込み、入金が確認されると、2〜3営業日以内に調査報告書が提供されます。調査の料金は、1件につき税込14,300円。

調査結果を確認した後、必要に応じて弁理士と相談することができます。出願を申し込み、入金が確認されると、即日または翌営業日に出願手続きが完了します。出願の料金は、1件につき税込14,300円×区分数となります。

出願後のプロセスでは、まず特許庁の審査結果を待ちます。現在の平均審査期間は約8ヶ月ですが、早期審査オプションを利用することで約2ヶ月に短縮することが可能です。審査終了後、登録を申し込み、登録証を受け取ります。登録手数料は無料で、特許庁に納める印紙代のみが必要です。

料金体系については、1区分の場合の総額は税込57,800円、2区分は税込97,900円、3区分は税込138,000円となっています。これにはToreru調査、出願、登録印紙代が含まれます。

今回発表されたのは、Toreru 商標登録における更新手数料の無料化です。

これまでの更新手数料が税込10,780円から無料になり、たとえば商標登録1区分の更新費用が、更新手数料税込10,780円、更新印紙代(10年分)43,600円、原簿取得印紙代600円で、総額54,980円だったものが、今後は更新印紙代と原簿取得印紙代のみで、総額44,200円になります。

Toreru社によると、日本国内には権利存続中の登録商標が約200万件存在し、これらを保有する事業者にとって、定期的に必要な更新手続きの管理やそれに伴う費用の負担は少なくないとのこと。

同社は今回の取り組みについて、「更新コストの削減により、新たな商標権の取得やブランド育成への投資がしやすくなる環境を提供します。Toreruは引き続き、“知的財産の価値を最大化させる”ためのより良い方法を模索していきます」とコメントしています。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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