損害保険会社の公開情報徹底比較! あなたに必要な保険に一番強いのはどこ?

車で事故を起こしてしまったとき、火災で家をなくしてしまったとき、そんな万が一のとき誰に頼ったらいいのか。

自分一人だと焦ってしまって何をしたら良いのかとっさの判断ができませんよね。

焦ってひき逃げだって頭をよぎってしまうかも…。

それは正しい知識がないからです。順を追ってどのような対応をすれば自分はいくら賠償すればよいのか、損害保険会社はどの程度助けてくれるのか。

それを知っていたら焦ることはありません。

そこで今回は損害保険会社はどのような商品を取り扱っているのか、そしてどの会社をパートナーにすべきなのか、損害保険会社を徹底比較していきたいと思います。

目次

東京海上日動火災保険

※公式サイトより引用

東京海上日動は日本で自動車保険を最初に始めた損害保険会社で自動車保険の契約件数・お支払い金額は最高峰です。

特に日本最大の企業であるTOYOTA自動車と提携して自動車保険を販売しているためその信頼度もトップクラスでしょう。

さらに国内の損害保険会社の中でも海外展開にシフトした時期が早く、海外に拠点もたくさんもっています。

国内外問わずカバーされた損害保険会社といえば東京海上日動です。

経常収益4兆948億3200万円(2020年度第3四半期)
経常利益2992億2100万円(2020年度第三四半期)
損害保険商品の種類自動車保険
火災保険・地震保険
傷害保険
旅行保険・ゴルファー保険
自転車保険
超保険(生損保一体型保険)
損害サービススタッフ数約10700名
弁護士数約550名
顧問医数約110名
国内サービス拠点数236拠点
海外サービス拠点数38の国と地域に670拠点

売上においても自動車保険が圧倒的です。

東京海上日動の『トータルアシスト自動車保険』では『賠償に関する補償』『ご自身の補償』『お車の補償』の3つがあります。

自動車事故には様々な損害が発生し得る可能性があります。

他人にケガをさせてしまった・他人の車や家を壊してしまった・他人の車にぶつかられた・自分の車が壊れてしまったなどなど…。

これらの問題にすべて対応すべく、『弁護士費用特約』『人身傷害保険』『レンタカーアシスト』などのサービスが充実しています。

24時間365日事故受付を行っており、ロードサービスも充実しているため安心です。

火災保険や地震保険も充実しています。

火災・風災・水災・盗難・破壊など、このように見ていくと、こんなことまで補償してもらえるのかと新たな発見がありますね。

日本は災害も多い国なのでこれらの補償があると安心です。

さらに海外旅行保険では海外でのケガや病気の治療費はもちろんご家族が駆けつける際の旅費まで負担してくれます。

三井住友海上火災保険

※公式サイトより引用

三井住友海上火災保険は2001年に三井財閥と住友財閥の合併により誕生しました。

現在はあいおい損害保険とニッセイ同和損害保険が経営統合してMS&ADグループとなっています。

経常収益5兆1683億6100万円
経常利益1577億100万円
損害保険商品の種類自動車保険
火災保険・地震保険
傷害保険
旅行・レジャー保険
ネットで加入できる保険
国内サービス拠点数475拠点(営業所数)
海外サービス拠点数42の国と地域に多数拠点

ネットで加入できる保険というのが新しく出てきました。

『1日分の自動車保険』『1日分レジャー保険』などがあります。

これは車を持っていないけどレンタカーを借りて今日一日だけみんなで旅行に行きたい!という方。

ゴルフ、スキー、ハイキングなどケガが多く、怪我した場合に重症になりやすいレジャーに行きたい方へ。

一日限定でネットから簡単に加入できるサービスで、保険料は1日500円~ととても手軽に入れる保険です。

損害保険ジャパン

※公式サイトより引用

損害保険ジャパンは2002年に安田火災海上保険と日産火災海上保険の合併により誕生しました。

1987年に安田火災がある有名な『ゴッホのひまわり』をオークションで約58億円で落札した話は有名で、この世に7点しかないと言われている『ゴッホのひまわり』の絵の中でも最も大きい作品が現在のSOMPO美術館に保管されています。

経常収益2兆8277億3100万円
経常利益1539億2200万円
損害保険商品の種類自動車・バイク保険
火災・地震保険
海外旅行の保険
ケガ・病気の保険
法人向けサービス
国内サービス拠点数126拠点(営業所数)
海外サービス拠点数29カ国の国と地域に多数

損保ジャパンは法人向けサービスが充実しています。

事業活動全般の保険・従業員の保険はもちろん、土木工事保険・物流総合保険・サイバー保険・海外進出の保険など非常に多くのサービスがあります。

サイバー保険とは今の時代とても重要になっていくる保険です。

いまや多くの企業がネットで顧客情報を管理したり、従業員を管理したり、ネット上であらゆる情報を共有・保管していると思います。

サイバーリスクとは、標的型攻撃メールやWEBサイトの改ざんなどのサイバーテロのことです。

昨今顧客の個人情報流出などといったニュースをよく耳にしますよね。

それらの備えられるのがサイバー保険です。

また企業の海外展開に安心の『海外進出の保険』もあります。

他国に自社の商品マーケットを進出したい。

そんなときその国には日本と違ってどのようなリスクに備えなければならないの?

海外で働く従業員やその家族の安全な生活を保証するにはどうしたらいいの?

そういった不安をまとめて解決してくれる保険です。

ソニー損保

※公式サイトより引用

ソニー損保といえばLittle Green Monsterの美しい歌声のCMで有名ですよね。

1999年に損害保険業の免許を取得し、2004年にソニーフィナンシャルホールディングスの傘下にソニー損保は設立されました。

2018年6月にはインターネット専用の海外旅行保険、2018年10月にはインターネット専用の火災保険の販売を開始しています。

経常収益1217億2800万円(2020年3月期)
経常利益80億7200万円(2020年3月期)
損害保険商品の種類自動車保険
火災保険
医療保険
海外旅行保険
ペット保険
国内サービス拠点数26拠点
海外サービス拠点数

ソニー損保が提供しているペット保険は『アニコム損保』というペット保険です。

アニコム損保はペット保険のパイオニアでありペット保険のシェアは10年連続ナンバーワン。

全国約6500の病院なら人でいう保険証の制度同様、犬の保険証を見せれば保険料がその場で負担されるのです。

その他にもペットの迷子サービスやどうぶつ健活といって腸内フローラの測定などのサービスも充実しています。

アクサ損害保険

※公式サイトより引用

アクサ損害保険は1998年に会社を設立しました。

よく聞く『アクサダイレクト』というのはアクサ損害保険が1999年に販売を開始した自動車保険の名称です。

2014年にはアクサ生命保険と逆さ合併による統合がなされています。

経常収益
経常利益29億3900万円(2020年12月)
損害保険商品の種類自動車保険
バイク保険
ペット保険
医療・生命保険
国内拠点数東京・福井・高知に多数
海外拠点数

独自のペット保険を持っており『24時間ペット健康相談サービス』が無料でついてきます。

保険料の負担割合も50%と70%で選択可能。

他社から乗り換えた方々は保険料の満足度が大変高く、平均節約額はなんと14713円。

『納得は安心を連れてくる』というセンテンスの自動車保険でも有名です。

セコム損保

※公式サイトより引用

SECOMといえばお引越しの際に皆さんもお世話になったことが多いのではないでしょうか。

私自身も家の窓が壊れた・火災報知器が鳴ったなどセキュリティーに関して困ったときに電話をしたら何時であってもすぐに駆けつけてくれて大変助かっています。

セコム損害保険の前身は1950年にできた東洋火災海上保険株式会社です。

経常収益286億7500万円
経常利益17億1900万円(2021年3学期中間期)
損害保険商品の種類がん保険
自動車保険
火災保険
国内サービス拠点数
海外サービス拠点数

セコム損保の火災保険は『セコム安心マイホーム保険』といいます。

また損害保険会社でがん保険があるのは珍しいですよね。

セコム損保のがん保険は『自由診療保険メディコム』といいます。

公式ページにはご契約者様のがん治療と保険料の実例が多数記載されていますのでぜひ参考にしてみてください。

投稿者プロフィール

たまご
たまご
恵比寿から港区女子を夢見てライターの仕事をしている新卒OLです。
夜景とイルミネーションが好きで、いつかタワーマンションに住んで都会の夜景を独り占めしたいと思っています。
インスタでハッシュタグ「豪邸」で調べることと、お風呂上りにベランダでオレンジビールを飲むことと、おいしいボンボンショコラを一日一個ずつ食べることと、ミルクティーを飲みながら読書をすることが好きです。
よろしくお願いします。
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