フジテレビ系列で放送されていたテレビ番組「ウゴウゴ・ルーガ」に登場する人気キャラクター「ミカンせいじん」のNFTが、フジテレビの日の8月8日午後3時33分より発売されました。
テレビ番組「ウゴウゴ・ルーガ」は、1992年10月から1994年3月にかけてフジテレビ系列で放送された子ども向けバラエティ番組。子役の田嶋秀任が演じる「ウゴウゴくん」と、同じく子役の小出由華が演じる「ルーガちゃん」の2人がメインMCで、バーチャルスタジオや3Dアニメなど、当時はまだ珍しかった3DCGを使用した演出で、CGキャラクターたちとの掛け合いが話題となりました。
子ども向け番組とは思えないシュールな笑いが売りで、下ネタなどやや過激なものもあったことでサブカルファンを中心に、子ども向け番組でありながらも大人のファンが多く、番組タイトルの「ウゴウゴ・ルーガ」は、1993年のユーキャン新語・流行語大賞で表現部門の銀賞を受賞。わずか1年半の放送にも関わらず今でも語り継がれる伝説的番組です。
番組内に登場するCGキャラクターとしては番組プロデューサーが声をつとめた「テレビくん」や、画家風な出で立ちで番組のシュールさを象徴していた「シュールくん」、番組スタッフが声を担当した少女漫画風な目が特徴の「トマトちゃん」、荻野目洋子が声をつとめた「プラネットちゃん」、トイレの便器から登場する「プリプリはかせ」など、個性的なキャラクターたちが人気を集めました。
中でも一番人気が高かったのがミカンに手足が生えた「ミカンせいじん」です。番組内のメインのCGキャラクターなどは世界的に活躍する映像作家・岩井俊雄氏によるものですが、異質な存在から人気が高かったミカンせいじんは、イラストレーターの白佐木和馬氏によるもの。
ミカンせいじんは、造形や動きにいたるまで、現在の「キモかわいい」ブームにつながる存在で、番組終了後も時折、他の番組やメディアに登場し、そのたびに話題となっていました。
近年の動きとしては、2021年「ミカンせいじん研究所」という公式アカウントをTwitterとInstagramで開設。新規の「ミカンせいじん」たちの映像や、世界の各地に現れる「ミカンせいじん」の1シーンを「調査報告」として投稿しています。
また、地上波ではフジテレビにて「キャラダチミュージアム」 (毎週日曜放送)や「EXITV」(毎週木曜深夜)にて新作アニメも公開され、フジテレビの番組内のセットにまぎれこむなど現在も露出を続けています。
今回発売されたのは「ミカンせいじん」の原作者である白佐木和馬氏のイラストが描かれたデジタルトレーディングカードのNFT。第1弾は作者自ら書き下ろした1点モノのアクリル画をNFT化したもので、すでに二次流通も始まっています。今後も白佐木氏が新規でNFT用に描き下ろしたオリジナルイラストを販売予定で、販売はNFTマーケットプレイスの「HABET」にておこなわれます。
今回のNFT発売に際して白佐木和馬氏は「30年愛されてきたミカンせいじんは現在『ミカンせいじん研究所』を中心に新作本数300本にせまり、この度NFT化の運びとなりました。NFTでは、これまで以上にシュールでナンセンスな『ミカンせいじん』ワールドをお楽しみください」とコメントしています。
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