LINE NFT、専用ウォレットを「DOSI Wallet」に統合

LINE Xenesisが、LINE NFTの専用ウォレット「LINE BITMAX Wallet」を、グローバルNFTプラットフォーム「DOSI」のウォレットサービス「DOSI Wallet」に統合したことを発表しました。

LINE Xenesisは、独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」の開発やLINEアプリ上で暗号資産(仮想通貨)取引ができるサービス「LINE BITMAX」の運営、独自の暗号資産「LINK」の発行など、グループ全体でさまざまなブロックチェーン関連事業を展開している企業です。2022年4月には、ワンストップで簡単にNFTの出品・購入ができる総合マーケットプレイス「LINE NFT」をローンチしました。

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またLINE BITMAX Walletは、2020年8月にLINE Xenesisが提供を開始したNFTなどのデジタルアセットをまとめて保有・管理可能な日本向けのウォレットサービスです。LINE BITMAXにてLINE Blockchain基盤のNFTが取引できる「NFTマーケットβ」の提供や、LINKに転換できる「LINKリワード」など、LINE NFTの専用ウォレットとして利用されていました。

LINE BITMAX Walletが統合されたDOSI Walletは、2022年9月にベータ版として日本を除く世界180か国でサービスを開始したLINEのグローバルNFTプラットフォームDOSIの専用ウォレットです。クレジットカードやLINE Pay、NAVER Payなどのキャッシュレス決済に加え、ユーザー間のNFT取引ではイーサリアム決済を導入し、LINEやFacebook、Googleなどのアカウントを利用したソーシャルログインができることも特徴です。

両ウォレットを統合したことで、LINE NFTに加え、将来的に日本ユーザーもDOSIでのNFT購入や、NFTを景品として受け取ることが可能なイベント「DOSI Adventure」への参加など、DOSIに関連したサービスを利用できるようになるとのこと。

LINE BITMAX Walletに保管していたNFTを含むデジタルアセットは、引き続きDOSI Walletで閲覧・利用できるもののLINEアカウント以外でログインした場合はデジタルアセットが引き継がれないそうです。

LINE Xenesisは今回の取り組みについて、「デジタルアセット管理ウォレットLINE BITMAX Walletは、より幅広いNFT体験の提供を目指し、LINEのグローバルNFTプラットフォームDOSIの専用ウォレットDOSI Walletへ統合いたしました。今回の統合により、LINE NFTはもちろん、現在DOSIで展開しているサービスをシームレスに利用できるように現在準備を進めています」とコメントしています。

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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