株式会社フィロソフィアジャパン 池田哲平社長インタビュー

教えて!偉い人!【女子大生の社長訪問日記】

グローバルに活躍できる人材ってどのような人をいうのでしょうか?

英語がペラペラな人?ロジカルシンキングが得意な人?

日本は島国であるため働く環境がとても恵まれているのです。

海外の方々と比べる機会もなかなかありません。

しかし日本人である私達を地球規模で客観視したときに、日本人には足りないものもたくさんあります。

日本というぬるま湯に浸っていると、気づいたときには国ごと乗っ取られてしまうかもしれません!

このシリーズでは現役就活生の私が現役社長の方々を訪問し、インタビュー形式で社長さんの人生やキャリアの選択方法について語っていただきました。

働き方改革と緊急事態宣言で変わったことはなんですか?

今後の就活生はどこを見て会社を選んだらいいの?

今世紀最大の就活氷河期を生き抜いた私が聞きたかったことをズバズバ聞いてきました。

就活生の皆様、ぜひ参考にしてみてください。

編集担当:たまご

インタビュー日時:2021年12月

目次

ライバルは海外に!世界で戦える武器を身につけよう

今回インタビューさせていただいたのは株式会社フィロソフィアジャパンのCEO兼創業者の池田哲平社長。

トレーダーとして海外を転々とし、現在は自身の海外経験を活かしてグローバルリーダーの育成事業を行っています。

グローバル化が進む今の時代に、どこの組織にいても、どこの国にいても活躍できる人材になるにはどうしたら良いのでしょうか?

数々のグローバルリーダーを見てきた池田社長が考える、日本人に足りないものとは?

ITの会社立ち上げに失敗し、ホームレスに

たまご:最初に池田さんの略歴を教えて下さい。

池田さん:中高一貫の進学校に通っていたのですが、大学受験に失敗し、結局大学には行きませんでした。

池田さん:19歳で英会話教材の販売会社に就職しましたが、1年で退職し、イギリス系金融会社に雑用係として採用されました。その後社員の大量退職を機に為替取引のブローカーをまかされて香港やシンガポールの関連会社に転職。

池田さん:その後シンガポールで証券会社・銀行でトレーダーを経験し、銀行をクビになったタイミングでIT関連会社を立ち上げましたが、起業に失敗して一時期はホームレスをしていました。そこから再起を図るため、海外に赴任するリーダー向けのビジネストレーナーを始めたところ評判となって、現在の受講者は49カ国で1万人以上に登っています。

たまご:海外で働いていた経験があるからこそ色々な国で活躍されているグローバルリーダーを見てきたんですね。

たまご:ちなみに池田さんは何ヶ国語話せるんですか?

池田さん:ビジネスレベルで話せるとなると日本語と英語だけですけど、日常会話程度だったら5ヶ国語はいけると思います。プロジェクトで数ヶ月現地に行くこともあるので覚えた方が会話がスムーズなんですよね。

池田さん:それから一緒にお仕事をするとなったら挨拶くらいは現地の言葉を使えた方が相手も喜んでくれると思います。

たまご:たしかにそうですね。外国人の方が覚えた日本語で話しかけてくれるのは嬉しいですね。

たまご:IT関連の会社の立ち上げに失敗し、ホームレスになったというのは、本当にホームレスになったのですか?

池田さん:本当になりました!借金が増える一方で気づいたら金策しかしていませんでした。

たまご:家がなくなって、ダンボールに住んでいたんですか?

池田さん:漫喫か友人の家を転々としていましたね。たまには野宿も(笑)外国人とのネットワークが強かったので、外国人の方には日本に滞在する時用の家を持っている人もいました。その人たちが海外にいるときは空き家になっているので使わせてもらっていました。

たまご:そのネットワーク強いですね。

自分の教え子が外資企業の役員になることも!

たまご:再起しようとしてビジネストレーナーを選んだ理由はなんですか?

池田さん:その時はホームレスですからなんでもいいから仕事をしようと思っていました。海外で働いた経験があったので英語はできます。日本人って他国に比べて英語ができない人が多いです。

池田さん:アメリカの会社の日本法人とかでも英語がビジネスレベルでできる人は少ないですね。なのでもしかしたら英語力が活かせるかなと思って頑張りました。

池田さん:この仕事は人の人生に影響を与えることができて、人に感謝されて、自分自身も勉強し続けることができるというのが良いですね。

池田さん:国が変わっても、組織が変わっても活躍できるグローバル人材を育てていきたいと思っています。

たまご:この仕事をしていてやりがいを感じることはなんですか?そもそもがレベルの高い方々をお弟子さんとして教えているんだろうなと感じました。

池田さん:レベル高いですよ!アメリカの大企業の役員になったり、金融業界の偉い人になったり、日本の大企業の副社長になったり、そういう活躍を見るのがやりがいですね。

池田さん:2008年に大腸がんになって1年間ヘロヘロだった時期があったんです。そのときに自分が死んでも関わった人が成功してくれたらいいなと思うようになりました。

池田さん:日本って島国ということもあり、日本でトップになるとそれで満足しがちです。でもスタートアップの方々は日本国内での可能性に限界を感じているような気がします。

マーケットを読むと世の中の流れが読める

たまご:金融業界の会社をたくさん経験されていますが、金融業界の面白さはどのようなところだと思いますか?

池田さん:僕がいた会社はルールも緩かったですが、トレーダーの仕事というのは24時間仕事のようなものです。大統領が暗殺されたら、金の価格が暴落したら、大国が金利を上げたら、ロシアで石油が増産されたら、どこかで戦争が起こったら。これらすべてが市場が動く原因になります。

たまご:世の中の動きを次第に読めるようになっていきそうですよね。

池田さん:そうです。経済動向が読めるようになってきました。ここで何が起こったら今度はどういうことが起こる。だからいまだに市場の動きを見るのは好きですね。

たまご:キャリアを築いて行く中で勉強になったおすすめの本はありますか?

池田さん:『影響力の武器』という本と『Market Wizard』という本がおすすめです。

たまご:それぞれの本の内容を教えていただいてもよろしいですか?

池田さん:『影響力の武器』は心理学の本です。組織はどういう風に動くのか、心理アプローチの話が書いてあって学生にも社会人にもおすすめです。

池田さん:『Market Wizard』はトレーダー・ディーラーの成功者の話です。彼らの考え方が書かれた本で、世の中の見方、学び続けて研究し続けていれば、はずれもあるけれどやがて自分の解が見つかります。

日本人はもっと自分の能力を客観視するべき

たまご:海外で活躍するグローバルリーダーをたくさん見てきた池田さんですが、池田さんが思う、現在の日本の学生の課題はなんですか?

池田さん:日本の学生はもっと自分の能力を、客観視した方がいいです。日本は環境に助けられているところが大きいです。日本は市場が大きいけれど海外はもっとシビアです。海外こそ能力主義なので。それと同時に可能性が沢山あるし、テクノロジーにも慣れている。

池田さん:公務員が一番安定だと言っている国なんて日本だけです。もし国がダメになったら終了ですからね。

たまご:そうですよね。まだ日本は公務員が一番安定だという印象があると思います。

池田さん:移民でもっと優秀な人が入ってきたら日本人は負けます。自分の能力を世界規模で客観視して、危機感を持って、いまのうちに武器を持っておきましょう。そうすれば活躍する場も世界に広がり、どんどんキャリアアップできると思います。

たまご:私自身も海外を視野に入れて自分の能力を見たことはなかったです。グローバル化が叫ばれている世の中ですから、今後ライバルは海外の方になることを忘れてはいけませんね。

採用に国籍は関係ない!

たまご:今後の日本の企業はどうなっていくと思いますか?

池田さん:二極化していくと思いますね。グローバルに勝ち残っていく企業と、日本でくすぶり続ける会社と。それから日本の企業が海外で収益を上げていた場合、別に海外支店の社長が日本人である必要はないのではないかという動きも出ています。地元民で優秀な人がいたらその人を採用して海外法人の社長にしてもいいのです。日本企業だからといって、必ずしも日本人が代表になれるわけではありません。

たまご:日本人だからって安心していたらダメってことですね!

池田さん:日本に来て学んでいる外国人はたくさんいます。彼らはとてもモチベーションが高いです。

たまご:勉強というのは経済の勉強ですか?

池田さん:基礎学力ももちろんだし、ロジカルに考える思考法などです。国籍にこだわらない採用が日本国内でも増えてきていますよ。よーいどんで就活をしているのなんて日本くらいです。蓋を明けてみたら帰国子女や外国人がたくさんいます。国籍関係なく、優秀な人が見つかる時代です。

池田さん:だから頭を使って考える癖をつけておいてください。人生は一生勉強なので学生時代に勉強することに慣れておくことは大切だと思いますね。英語力はもちろん役に立ちますし、今自分が大学で学んでいることのゴールは何なのか、目的は何なのかを考えてみてください。

たまご:特に日本人が海外の学生に対して劣っているなと感じる部分はどこですか?

池田さん:言語能力の部分と、レクチャーや意見を述べることに対する積極性の部分ですね。日本の企業というのは年上の人には意見を述べないという風潮が強いです。しかし上司に対しても自分の意見を述べない人は会議に出る必要がないんですよね。

たまご:そうですね。年上の人の意見はきっと正しいのだろうと飲み込んでしまうのは私達日本人の悪い癖かもしれないですね。

いろんな人の人生を経験できる

たまご:最後に今の就活生へメッセージをお願いします。

池田さん:自分の気質と能力を客観的に見て、成長できる分野や業界にチャレンジしてみること。キャリアは偶発性が多いに影響するものです。自分が天才だと思わない方が良いです。

池田さん:自分の気質とあった仕事をしてください。一度極めてみないと好きか嫌いかはわからないです。続けたいかどうかは学んだことを活用しながら考えれば良いです。

たまご:偶発性が多いというのは?

池田さん:ビジネスは学び続けることであり、終わらないものです。僕がたまたまグローバルリーダーの育成という仕事に出会ったのも偶然です。結果、人の成長を見られたり、いろんな人の人生を経験できたりするところがとても素晴らしいことだなと思っています。

たまご:キャリアって人生の大部分を占めていますから、いろんな人の人生を経験できるっていいですね。読書で本の世界に没頭するみたいに。

池田さん:そうです。物語やドラマなども感動物が大好きなんですよ。

たまご:御社は現在インターン生と中途採用を募集しているのですよね。インターンから採用につなげるというのは海外方式で素敵ですね!

たまご:御社で挑戦できることはなんですか?

池田さん:グローバルなプロジェクトに参画できるので世界と戦う最前線の経験が得られます。日本以外でも働ける自信がつくと思います。

たまご:未来のグローバルリーダーの方々と一緒に仕事ができるわけですから学びは大きいですよね。

池田さん:若いのにチャレンジしないのはもったいないです。就活中は一生懸命業界のことを勉強して自分が行きたい会社を研究してください。

池田さん:会社の一員になるということは大企業のカラーに染まることです。大手に就職したいという人が増えるのはみんなが行くから行きたいという考え方であって、自分でリサーチしたものではありません。大企業に務めるというのは歯車です。

池田さん:一方で中小企業で働くと、すべての業務を自分で学んでいかなければなりません。学べるからこそ成長もできます。その経験はその後の人生の選択肢を増やしてくれると思いますよ。

池田さん:調べれば調べるだけ色々な事に気づくはずです。日本人はテロや食事の心配をしなくていい分、色々調べられますし、その分はめちゃくちゃ有利です。今のままの競争だと負けてしまいますが、しっかり準備をして心配がなく勉強ができる環境を最大限に活かせば色々と道が開けると思います。

株式会社フィロソフィアジャパン 会社概要

会社公式ページhttps://philosophiajapan.jp/

お仕事のご依頼・ご相談

お問い合わせhttps://philosophiajapan.jp/contact

編集後記

私は海外に行ったことがほとんどないので、競争相手として無意識のうちに日本国内しか見ていなかったのではないかと反省しました。

たしかに日本で一番になったら、それで満足してしまいそうですし、他のライバルに出会う機会もいままではありませんでした。

日本独特な考え方は、終身雇用で、上司に従いなさいという考え方です。

しかし今はもう、日本企業も国籍関係なく採用し、実力のある人が昇進していく時代です。

ライバルは国内だけにいると勘違いしてはいけません。

日本国内で目立ったからと言って天狗になってはいけません。

貪欲でモチベーションの高い優秀な海外人材は今も日本を狙っています。

投稿者プロフィール

たまご
たまご
恵比寿から港区女子を夢見てライターの仕事をしている女子大生です。
夜景とイルミネーションが好きで、いつかタワーマンションに住んで都会の夜景を独り占めしたいと思っています。
インスタでハッシュタグ「豪邸」で調べることと、お風呂上りにベランダでオレンジビールを飲むことと、おいしいボンボンショコラを一日一個ずつ食べることと、ミルクティーを飲みながら読書をすることが好きです。
よろしくお願いします。
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