LINE NEXTが、グローバルNFTプラットフォーム「DOSI」で、ユーザー間のNFT取引サービスとイーサリアム(ETH)決済の対応を開始したと発表しました。
DOSIは、LINEのグループ会社であるLINE NEXTが運営するグローバルNFTプラットフォームです。今年8月に企業やコンテンツホルダーがNFTの販売やコミュニティーの構築、会員制プログラムの提供が可能なブランドストア「DOSI Store」を公開するとともに、5つのNFTプロジェクトが発表され、9月には日本を除く世界180か国において、9か国語に対応したベータ版をリリースしました。
DOSIでは主に4つのサービスを展開。「DOSI Store」のほか、決済・取引サービスだけでなくユーザーがDOSIのエコシステム上でさまざまなNFT体験やソーシャル機能を利用できる専用ウォレット「DOSI Wallet」、エンターテインメントやゲームなど、さまざまなジャンルのコンテンツに特化した「カスタマイズサービス」、DOSIのエコシステムへの貢献レベルにあわせて、さまざまな特典を提供するNFT基盤の会員制プログラム「DOSI Citizen」といったサービスが展開されています。
今回、LINE NEXTはDOSIで、ユーザー間のNFT取引サービスとイーサリアム決済対応を開始。あわせて会員制プログラムDOSI Citizenの特典を補充したことを発表しました。
ユーザー間のNFT取引サービスについて、まずは世界24か国で1位を記録したNetflixオリジナルドラマ『地獄が呼んでいる』の原作で、コンピューターアルゴリズムが複数の作品をランダムに組み合わせて作る生成型アートNFTコレクション「地獄(Hellbound)」のブランドストアで開始し、順次ほかのストアに広げていく予定とのこと。
従来のクレジットカードやNAVER Payなどのキャッシュレス決済に加え、イーサリアム決済も導入。ユーザーはDOSIの専用ウォレットDOSI Walletを暗号資産(仮想通貨)ウォレットのMetaMaskと連携させることで、ユーザー間取引にてNFTの出品・購入をイーサリアムで行うことが可能になりました。
今後は、国別でさまざまなキャッシュレス決済と暗号資産決済を導入する予定だそう。
今回、DOSI Citizenで補充された特典は、ユーザーがNFT購入金額に応じて得られるメンバーシップポイント「DON」を使ってDOSI Citizenをレベルアップさせることができるもの。DOSI Citizenのレベルが高いほど多くのDONを獲得することができ、レベルに応じてさまざまなNFT景品を獲得することが可能となっています。
LINE NEXTのCEOである高永受(コヨンス)氏は、ユーザー間のNFT取引サービスとイーサリアム決済対応およびDOSI Citizenの特典補充にあたり、「LINE NEXTは、ユーザーに新しいNFT体験を提供することを目指しています。誰でも簡単に参加でき、たくさんの特典を受け取れるようなコミュニティーを構築し、ともに成長できるような場を提供していく予定です」とコメントしています。
DOSI
https://www.dosi.world/
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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