ジオテクノロジーズ、地図をNFTアートに。売上の一部を寄付

地図制作会社のジオテクノロジーズが、自社で整備している地図をベースにアートを制作し、NFT化した「GT MAP ART COLLECTION」の販売開始を発表しました。

ジオテクノロジーズは、1994年に設立された日本の地図制作会社です。地図検索サイト「MapFan」の運営のほか、カーナビや法人向け地図データ・位置情報ソリューションの提供、1,200万ダウンロードを突破した移動するだけでポイントが貯まるポイ活アプリ「トリマ」の運営を行っています。

今回発表されたGT MAP ART COLLECTIONは、ジオテクノロジーズが保有する地図データを活用し、地形や道路といった街の特徴をアート化したNFTです。

映画『ハチ公物語』の舞台となった「渋谷」をはじめ、特徴的な街並みの「東京都東部」、大阪の「難波」をモチーフに、各街3種類ずつ合計9種類のデザインが用意されています。

NFTマーケットプレイスOpenSeaにて販売され、価格は1点0.25ETH(記事執筆時のレートで約52,500円)。販売数は1デザインにつき10点となっており、それぞれにロットナンバーが付いています。売上のうち10%は、モチーフになった自治体へ寄付するとのこと。

ジオテクノロジーズはGT MAP ART COLLECTIONの販売開始にあたり、「ジオテクノロジーズは、地域と世界を結びつける架け橋としてNFTを活用し、社会に貢献してまいります。今回の売上のうち10%は、アートのモチーフとなった自治体に寄付いたします。 今後もアートのみならず、さまざまなものに位置情報とNFTを紐づけることで、皆様に喜んでいただける新たな可能性を模索してまいります」とコメントしています。

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地図アイコンやポイ活アプリ「トリマ」のキャラをNFT化

ジオテクノロジーズは以前からNFT関連事業に力を入れており、2022年7月に地図上のランドマークアイコンに位置情報を付与してNFT化した「GT Building Collection」と、ポイ活アプリ「トリマ」のキャラクターであるトリ丸をNFT化した「TORIMARU Collection」を発表しています。

GT Building Collectionは、「唯一無二の地図データを、あなたに」をコンセプトにした地図アイコンNFTです。第1弾として大阪城や名古屋城など、日本各地にある14の城をドット絵で表現したものを販売。またTORIMARU Collectionでは、トリ丸が身につけているファッションアイテムの一部を、新規描き下ろしで販売しました。

今後は街を応援することをテーマに、地域へ訪問してNFTを獲得する「オリジナルIPコレクション“推し街NFT”(仮称)プロジェクト」のリリースが予定されており、保有する地図データや位置情報とNFTを活用し、さまざまな取り組みを行うジオテクノロジーズの動向に注目が集まっています。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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