NFTプロジェクト「marimo」を展開するテクノロジー企業のアルが、NFTマーケティングツール「dango」のリリースを発表しました。
アルは「クリエイティブ活動が加速する世界が実現すること」をミッションに、サービスの開発・運営をしているテクノロジー企業です。マンガファンが作るメディア&コミュニティサイト「アル」や、クリエイターのためのオンラインコワーキングスペース「00:00 Studio」など複数のサービスを展開しています。
同社が展開するmarimoは、マリモの成長を楽しみながら値動きを気にすることなく、初心者が気軽にNFTに参入できることを目標にリリースされたプロジェクト。marimoは15時間ごとに0.01mm成長し、500円玉程度のサイズが1年かけてオリンピックメダルほどのサイズに成長します。1日で1%ずつ水の透明度が失われるため、成長がストップしてしまう透明度ゼロになる前に、水の交換が必要になります。
水の交換には、ガス代と呼ばれるNFTの取引時などに発生する手数料が必要で、ガス代はネットワークの状況に応じて変化する仕組みになっています。marimoのTwitterにコミュニティが設置されており、水の交換を希望する世話人を募り、共同で成長を見守ることも可能です。
dangoにはNFT・アローリストの配布企画を立ち上げ、抽選または指名で応募者を選定し、当選連絡と送付までおこなう機能がついています。さらに応募者情報のCSV出力や、配布企画の応募条件として対象Twitterアカウントのフォロー、対象ツイートのいいね・リツイートなどの設定も可能です。
今回発表されたdangoは、Giveawayと呼ばれるNFTの配布企画を立ち上げ、運用できるマーケティングツールです。Giveawayとは、SNS上でNFTやアローリスト(優先購入権)を配布することで認知度を獲得する取り組みのこと。
またNFT・アローリストを入手したいユーザーは、dangoのWebサイト上で注目を集めている配布企画や応募条件を確認することができます。
ほかには「ウォレット解析」機能を提供しており、応募者の暗号資産(仮想通貨)ウォレットから保有しているイーサリアム(ETH)の情報や過去のNFT取り引き履歴などを確認し、企画者はそれらの情報を参照したうえで配布企画を実施できます。
dango
https://dango.ooo
コラボ型きせかえNFT「sloth」リリース予定
アルは今後の展開について、「NFTで日本のクリエイティブ活動を加速させることを目指し、コンテンツ・IP保有企業との協業を含めた複数の事業に取り組んでいきます」と述べており、新しいNFTコレクションとしてコラボ型きせかえNFT「sloth」のリリースを予定しています。
slothは、ナマケモノのキャラクターである本体NFTと衣装NFT、アイテムNFTの3種類があり、本体に衣装とアイテムを着せ替えることができるコンテンツです。
衣装NFTやアイテムNFTはアルのオリジナルに加え、さまざまな作品や企業とコラボするだけでなく、クリエイターが作成し、出品できるプラットフォームを提供するとのこと。
slothのプレセールは、2月14日を予定しています。
投稿者プロフィール
- ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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