コインチェック、Otherside上にメタバース都市「Oasis MARS」を制作へ

暗号資産(仮想通貨)取引所の国内大手であるコインチェックは、「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」などのNFTコレクションを手掛けるYuga Labsと、オープンメタバースやNFT関連の子会社などを傘下にもつAnimoca Brandsがプロデュースするメタバース「Otherside」に、メタバース都市「Oasis MARS」を制作するプロジェクトを発表しました。

コインチェックは、現在ブロックチェーンを活用するメタバースにおいて都市開発を行うプロジェクト「Oasis」を展開。ブロックチェーンゲームのThe Sandbox上で、コインチェックが保有するThe Sandbox上の土地「LAND」に「Oasis TOKYO」を、ブロックチェーンゲーム「Decentraland」上の土地に「Oasis KYOTO」を制作するプロジェクトをすすめています。

「Oasis TOKYO」ならびに「Oasis KYOTO」は、”2035年の近未来都市”をコンセプトに、日本を連想させる象徴的な街並みの中に美術館やステージなど様々なイベント施設を設置し、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用することを目指しているもの。

既に発表になっているものでは、モデル・女優の水原希子とのコラボで、「Oasis TOKYO」と「Oasis KYOTO」上の一部の空間やアバターを水原希子がプロデュース。また、国際オリンピック委員会(IOC)アスリート委員・国際フェンシング連盟理事を務める太田雄貴とは、スポーツ領域でのコラボをおこなうなど、様々な取り組みを進めています。

今回メタバース都市「Oasis MARS」が制作されるメタバース「Otherside」は、web3に対応したmetaRPGのゲームフィールドで、分散型のメタバースゲームプラットフォーム「The Sandbox』をはじめ、オープンメタバース・NFT関連の子会社やプロジェクトを傘下にもつ「Animoca Brands」と「Yuga Labs」によって始まったプロジェクトです。

Othersideは4月のローンチ初日に行われた「Otherdeed」の販売では購入希望者が殺到し、当日中に完売しています。コインチェックも土地の取得を行い、その一部についてはコインチェックによって販売もスタートしていました。

「Oasis MARS」は、その名前から火星をコンセプトにしたメタバース都市になる模様で、コインチェックは「Oasis MARSにおいてもさまざまなクリエイターやアーティストなどのパートナーとコラボレーションしながらプロジェクトを進めることで、まだ黎明期にあるメタバースにおいて先行事例を作り、メタバース×NFTによる新たな可能性を追求していきたいと考えています」とコメントしています。

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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