秋本康プロデュース「IDOL3.0 PROJECT」ファン活動に暗号資産を活用

秋本康氏が総合プロデュースする「IDOL3.0 PROJECT」は、ファンたちが女性アイドルグループのプロデュースに参加できる権利が付与された暗号資産「NIDT」の購入申込を実施しました。

「IDOL3.0 PROJECT」は、秋本康氏が総合プロデュースを行う新規アイドルグループ創造プロジェクト。従来のコンサートや握手会といった“リアル”イベントと、メタバースなどで行う“バーチャル”活動をミックスさせ、現実と仮想、国内と海外といった枠組みを取り払い、ファンとの相互コミュニケーションも取り入れた活動を展開するとしています。目指す姿は、アイドルの常識にとらわれず、時代やニーズに合わせて“アップデートされる”アイドルグループです。

また、このプロジェクトで結成されるグループは“全員選抜”を予定。募集からのステップを経て、最終オーディションのラインを通り抜けたメンバーが、そのまま1つのグループとなってデビューします。プロジェクト運営に携わる顔ぶれは、AKB48、乃木坂46などすでに人気を博しているアイドルグループの育成に関わった強者スタッフが勢ぞろいする予定とのことです。

このアイドルグループを育成し、活動を支援する資金調達のために行われるのが、独自の暗号資産NIDTを使ったIEO(取引所を介した、暗号資産による資金調達)。NIDTの購入申込は2023年3月29日~同4月19日までの期間で実施され、申込者には様々な特典が付与されました。

特典の内容は、メンバー候補生を選出する際の投票権や、ファイナルステージ進出者のお披露目イベント参加権などで、投票権は購入した口数に応じて付与され、200口以上の申込者は、デビュー後のVIPイベントに招待されるというスペシャル特典も付いています。

申し込みはすでに終わっているため、今後は交換所における取引へと移行します。その一方で、グループへの加入を希望する人たちは、今後の1次~4次までの選考、及び最終選考を経て絞り込まれ、候補生に選ばれたメンバーはそこから研修期間に入ることとなっています。

こうした一連のIEOの流れや、メンバーがデビューした後のメタバース上での活動などを支えるのが、戦略的パートナーシップを構築したオーバース、gumi、東京通信グループの3社です。

NIDTの運用を手がけるオーバース、モバイルオンラインゲームやメタバース事業を得意とするgumi、メディア事業やプラットフォーム事業をカバーする東京通信グループが、それぞれの強みを活かした協業で、このプロジェクトを陰に陽に支えていくこととなっています。

さらにユニークなのが、NIDTのあり方。ファンの側から見ると、グループを応援する熱量を伝えつつ様々な特典を得るためのトークンであり、逆にグループの側にとっては活動を支える重要な資金源となります。
その活用方法は、メンバーの住居(寮)の確保や、健康・美容管理のための経費、語学レッスンや学業のサポートなどで、さらにグループを卒業する際の退職金や、卒業後の進路サポートにも充てられるという充実ぶりです。

まさにWeb3時代の新しいアイドル像を提示しているといえるIDOL3.0 PROJECT。オーバースはこのプロジェクトについて「従来のアイドルグループの運営方法やファン活動を“アップデート”し、ファンの皆様とともに世界中から愛されるアイドルグループを創造していきます」とコメント。2023年8月~9月にはメンバー候補生が決定する予定とされており、どのようなアイドルが登場するのか期待が高まります。

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大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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