NFTデジタルアート自販機「art-dass」が三軒茶屋・秋葉原でスタート

NFTデジタルアートカードを購入できるデジタルアート自動販売機「art-dass(アートダス)」が三軒茶屋と秋葉原の2カ所に設置され話題となっています。仮想通貨不要で日本円で購入できるのが特徴となっています。

デジタルアート自販機art-dassは、300円でNFC搭載アートカードを購入することができるもので、アートカードにスマートフォンをかざすだけで、仮想通貨を必要とせずにデジタルアートを入手することができます。株式会社UPBONDのウォレットを使用し、LINEとの連携でウォレットを作成できるのが特徴です。

art-dassは「進化するエンタテインメント自販機art-dassは、デジタルアートを手軽に楽しむ方法を提案します。さらに、art-dassはクリエイターとファンのつながりを強め、その過程でクリエイターをサポートします。購入者は、お気に入りのクリエイターを応援、交流することができます。購入したNFTによっては特典がついてる事もあるかもしれません。SNSでシェアしてアートダスやクリエイターをタグ付けをしたり、Discordで購入したアーティストと交流することもできます」とコメントしており、公式Discordもすでに開設済み。「クリエイターとファンをつなぐコミュニティを提供することで、デジタルとフィジカルの間のギャップを埋めることを目指しています」とのこと。

現状で販売されているアートとしては、スヌーピーミュージアムの展示アニメーション、ルミネのデジタルサイネージなど、CM・広告・キャラクターデザイン・イラストレーションのアニメートを手掛けるなかねありさ氏の作品や、BMXライダーで森ケン名義で俳優としても活動しているmojo氏の作品などがあります。

なかねありさ氏のアート
mojo氏のアート

見た目は一般的なトレーディングカード自販機に近く、トレーディングカード好きなら馴染みのある見た目だと思います。実際に購入した人からは「これは面白い…!めっちゃワクワク&すごい簡単だった」「カードも想像よりしっかりしてた」といった声が聞かれ、概ね好評のようです。

NFTアートについては、購入時の敷居の低さや、直感的でわかりやすいこと、価格帯が手を出しやすいものというのが普及を加速させる手段のひとつだと言われています。トレーディングカード系のNFTは多く出ていますが、収集をしたいと思わせる方法のひとつに、フィジカルで実際に見ることができるというのがあるため、今回のような気楽に手にしやすいデジタルアートカードは今後の普及につながるヒントになるかもしれません。

art-dass
https://artdass.net/

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投稿者プロフィール

大島 予章
大島 予章
ウェブコンテンツ業界20年。酸いも甘いも経験したと思った矢先、業界のさらなる巨大さと深さを知り日々挑戦する爆走社長です。趣味:筋トレ・ゲーム・株式投資。
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