【低用量ピル】肌荒れ・ニキビ改善などの女性に嬉しい効果をご紹介!

主に、避妊目的での使用がイメージされるピル。

しかし、その本来の目的はホルモンバランスを整えることです。

そのため、避妊目的以外にも月経に関わる様々な効果が期待できることをご存知でしょうか。

更には、肌荒れ・ニキビ改善にも効果があると言われています。

そこで今回は一般的に用いられる『低用量ピル』を服用することで期待できる効果について見ていきます。

目次

ピルとは

ピルは『エストロゲン(卵胞ホルモン)』と『プロゲステロン(黄体ホルモン)』という2種類の女性ホルモンが配合されているお薬です。

エストロゲンは子宮に作用して子宮内膜を増殖させ妊娠の準備を整える働きがあるホルモンです。

同時に、肌や髪をキレイにするといった女性らしさを作る働きもあります。

一方で、プロゲステロンはエストロゲンによって厚くなった子宮内膜に作用して、基礎体温を上げ受精卵が着床しやすい状態に整えるホルモンです。

妊娠の継続をサポートし、女性の体を守る働きがあります。

また、ピルは含まれているエストロゲンの量により『高用量ピル』『中用量ピル』『低用量ピル』『超低用量ピル』に分類され、それぞれ効果が異なります。

一般的に使用されることが多いのは低用量ピルで、OC(oral contraceptives)とも呼ばれます。

低用量ピルとは

低用量ピルとは、月経周期に合わせて毎日1粒の錠剤を規則正しく服用することで、配合されている女性ホルモンの作用により排卵を抑制し、避妊の効果が得られるお薬です。

服用することで得られる主な効果には下記が挙げられます。

  • 排卵を抑制する
  • 子宮内膜の増殖を抑制する
  • 女性ホルモンのバランスを一定に整える

低用量ピルは一般的には避妊や月経を軽くするための目的で使用されます。

またホルモンバランスを整えてくれるため、PMSや月経不順の改善、肌荒れ・ニキビの改善などの効果も期待できます。

月経周期とは

月経周期とは、月経開始日から次の月経の前日までの日数ことです。

一般的には28日とされることが多いですが、正常な月経周期は25~38日と幅があります。

月経周期はホルモンの相互作用によって、『卵胞期』『排卵期』『黄体期』そして『月経』と4つのフェーズに分かれています。

月経のある女性は、月経周期よってホルモンの影響を受けるため心と身体の状態が変動します。

卵胞期

卵胞期は月経が終わるころから1週間程度のことを言います。

卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌量が多くなっている時期です。

エストロゲンの影響で髪の毛やお肌の調子が良くなったり、副交感神経が優位となるため精神的にも安定します。

また、この時期は新陳代謝も盛んに行われているため、ダイエットに向いている時期とされています。

排卵期

排卵期は通常16~32時間です。

エストロゲンの分泌が少なくなり肌の調子が不安定になってきます。

またホルモンバランスが急激に変動することで、気持ちの起伏が激しくなったり、気分がだんだん不安定になっていくことがあります。

黄体期

排卵後、妊娠に備えて子宮内膜を厚くする時期で約14日続きます。

プロゲステロンが多く分泌され、その作用で子宮内膜はより厚く、妊娠に適した状態になります。

胸のはりや痛み、便秘や肩こりなどの不調や、眠気が増したり、逆に眠れないなどの症状が出ることもあります。

プロゲステロンの影響で、むくみや肌荒れ・ニキビができやすい時期です。

また、精神面ではイライラや不安感がつのるようになり、不安定な心の状態になりやすい時期です。

ピルを服用することで期待できる様々な効果

ここでは、ピルがもたらす様々な効果について見ていきたいと思います。

避妊効果

低用量ピルを正しく服用すれば、99.7%の避妊効果が得られると言われています。

低用量ピルを飲むことによって、ホルモン濃度が高まります。

そのため、妊娠中に近い体の状態になり、脳が妊娠したと錯覚し、排卵が行われなくなります。

また、ホルモンの作用によって子宮内膜の発育も抑えられるため、受精卵が着床することが難しくなります。

これにより低用量ピルを正しく服用することで避妊効果が期待できます。

PMSの改善

PMSとは月経前症候群とも呼ばれ、月経前に起こる心やからだの不調のことです。

PMSの症状には個人差があり、軽度な症状から日常生活に支障をきたすような症状まであります。

具体的には、月経前の3~10日の間にイライラや情緒不安定、うつ状態、眠気や睡眠障害、食欲不振や過食などの精神的症状や、お腹や乳房の張りや痛み、頭痛、腰痛、肩こり、むくみ、体重増加、めまい、肌トラブルといった身体的症状が表れます。

PMSは黄体期に症状が出でます。

そのため、一般的に排卵がなければPMSは発症しないと考えられています。

低用量ピルを毎日正しく服用することで、排卵が行われなくなるためPMSの症状の改善が期待できます。

月経量の減少、月経痛の緩和

月経は妊娠に備えるために子宮内で厚くなった子宮内膜が剥がれ落ち、経血となって体外に排出されるために起こります。

月経痛は、経血を押し出すために子宮が収縮することで起こります。

低用量ピルを服用することによって子宮内膜が薄く一定に保たれます。

そのため、月経量の減少や月経痛の緩和などの効果が期待できます。

月経不順の改善

先に示した通り、通常の月経周期は25日~38日です。

しかし、25日未満で出血したり、次の月経までの間隔が39日以上空いたりといったことがあり、これを月経不順といいます。

月経不順はホルモンバランスが崩れることで起こります。

低用量ピルを正しく服用することでホルモンバランスの乱れが改善し月経周期が28日毎に整います。

また、月経がいつ来るかがわかるため毎月の予定なども立てやすくなります。

肌荒れ・ニキビ改善への効果も期待!

これまでピルの様々な効果をご紹介してきましたが、更に肌荒れ・ニキビ改善の効果も期待できると言われています。

ニキビができるメカニズム

ニキビの原因は様々ですが、大きな要因としてホルモンバランスの乱れが関係しています。

ホルモンバランスはストレスや睡眠不足などが原因で乱れます。

また、女性は月経周期によりホルモンのバランスが乱れてしまいます。

月経前になるとプロゲステロンが増加して皮脂分泌が活発になるため肌荒れやニキビなどのトラブルが起こりやすくなります。

ピルがニキビ改善に効果がある理由

ニキビができる原因の一つとして、皮脂分泌が増えすぎることが挙げられます。

これはプロゲステロンの増加やエストロゲンの低下が関係しています。

低用量ピルは、女性ホルモンのバランスをちょうど良くコントロールし整えてくれる効果があります。

そのため皮脂が減り、肌荒れ・ニキビを改善する効果が期待できます。

ピルの服用をやめた場合

低用量ピルでの肌荒れ・ニキビ治療は、効果があった場合でも服用をやめると、ホルモンバランスが乱れてまたできてしまうこともあるようです。

服用を中止して肌荒れ・ニキビが再発してしまった場合は、皮膚科や美容皮膚科で受けられる肌質改善治療などを検討しましょう。

ピルの副作用

上記であげたようにピルは様々な効果が期待できますが、人によっては副作用を伴う可能性があります。

ここでは代表的なピルによる副作用を見ていきたいと思います。

不正出血

不正出血とは、ホルモンの異常などで月経中ではないタイミングで出血が起こることを言います。

ピルの服用によりホルモンバランスが変化しているため、副作用として不正出血が起こることがあります。

不正出血は1週間程度で収まってくる場合が多いので、何ヶ月経っても不正出血が続く場合は病院に相談をしましよう。

浮腫み・太る

ピルに含まれているホルモンのエストロゲンには高い保水作用があるため、体内に不要な水分が溜まりやすくなります。

その結果、浮腫んでしまうことがあります。

ですが低用量ピルではエストロゲンの含有量が少なくなっているため、浮腫みも起こりにくくなっています。

またピルに含まれているもう一つのホルモン、プロゲステロンには食欲増進作用があります。

ピルの作用が直接体重増加を引き起こすわけではありませんが、必要以上に食事を摂ってしまうことで体重増加に繋がってしまう可能性もあります。

吐き気・嘔吐

ピルの服用を開始した際に、副作用として吐き気を伴うことは比較的多いとされています。

これは体内の女性ホルモンの量が増え、ホルモンバランスが突然変化したことで身体が適応できていないことが原因です。

ピルが身体に馴染めば吐き気は1~2ヶ月でおさまると言われています。

血栓症

血栓症とは、血液中にできた血栓と呼ばれる塊が血管を塞いでしまうことで起こる疾患です。

血栓症を発症する割合は、ピルを飲んでいない人が年間1万人に1〜5人であるのに対し、ピルを飲んでいる人は年間1万人に3〜9人とわずかですがリスクが高くなります。

血栓症は年齢や体質によってもリスクが高まるため、血栓症リスクの高い方は低用量ピルの処方を受けられない場合もあります。

低用量ピルを服用する際は、体調の変化などに注意して異変を感じた際はすぐに病院に相談しましょう。

ピルの購入方法

現在、日本ではピルは市販薬での販売はされておりません。

そのため、ドラックストアやコンビニなどで入手することはできません。

ピルを入手するためには、医師の処方箋が必要です。

婦人科や内科などで診察してもらい、服用に問題ないかどうかを確かめた上でピルを処方してもらいます。

また、最近ではオンライン診療サービスでピルを処方してもらい購入するといった方法もあります。

低用量ピルの値段は、1シート(28日分)2,500〜3,000円が相場です。

これ加えて、初診料やクリニックによっては診察料や検査料などがかかる場合もあります。

また低用量ピルは、処方の目的によって保険が適用になる場合もあります。

なお、個人サイトやフリマアプリで販売されていることもありますが、これらは海外から個人輸入されたものであり、品質の保証ができないものや、中身がピルではないといった可能性もあるため、通販での購入は絶対避けましょう。

個人輸入した医薬品を転売することは薬機法違反となりますので、国に認められた医療機関で正しく処方してもらいましょう。

ピルを正しく服用しましょう

ピルと聞くと避妊目的であったり、異性からするとマイナスイメージのように聞こえるかもしれません。

ですが、月経に関わるさまざまな効果が得られるだけでなく、肌荒れ・ニキビ改善にも効果があり、女性にとって嬉しい効果が期待できます。

しかしピルを服用することによって、副作用を伴う可能性もあります。

また通販などで売られているピルは安全性が保証されていませんので、購入は控えてください。

ピルの服用を検討している方は、医師に相談の上処方してもらい、正しく服用しましょう。

投稿者プロフィール

yuka
広告業界で働くOL25歳、ゆかです!
ダイエットや美容に興味関心があります!
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