AIで転倒・徘徊対策。介護施設向けAIカメラシステム「Happiness A-EYE」

AIで転倒・徘徊対策。介護施設向けAIカメラシステム「Happiness A-EYE」 美容医療・予防医療
介護施設向けAIカメラシステム「Happiness A-EYE」

「転倒検知機能付きカメラ」と「居室用カメラ」の2種類のカメラを、介護施設・病院向け見守りシステム「Happiness絆(ハピネス キズナ)」に対応させたAIカメラシステム「Happiness A-EYE(ハピネス エーアイ)」を、システム開発会社のハピネスコーポレーションが発表しました。Happiness A-EYEは、AIを活用して転倒時の早期発見、認知症や徘徊対策ができるものです。

ハピネスコーポレーションは、「ITで幸せを提供する」をミッションに、システム開発とシステム保守管理事業を展開している企業です。介護施設と病院に特化したIoT見守りシステム「Happiness絆」を開発・販売しています。

ハピネスコーポレーション WEBサイトより

Happiness絆は、「バイタルセンサー」「離床センサー」「おむつセンサー」の3つの非接触センサーを搭載したIoT見守りシステムです。

「バイタルセンサー」は365日24時間、心拍・呼吸の様子や波形を数値で確認でき、しきい値設定外の心拍・呼吸数になるとアラートで通知が届きます。「離床センサー」はベッドから起き上がるとアラートで通知が届くため、ベッドから降りる際、介助が必要な方に役立てられているとのこと。どちらもマットレスの下側にセンサーを設置することができます。

厚さ0.35mmで、マットレスの上側、シーツの下側などに設置するシート型センサーの「おむつセンサー」は、紙おむつの中に排泄、排尿すると、アラートで通知が届きます。さらに10段階の感度調整機能があり、対象者に合わせて感度調整が可能です。

今回発表されたHappiness A-EYEは、Happiness絆に対応した新商品で、「転倒検知機能付きカメラ」と「居室用カメラ」の2種類のカメラを連結したAIカメラシステムです。開発はハピネスコーポレーションと防犯機器メーカーNSKの共同でおこなわれました。

「転倒検知機能付きカメラ」はカメラが転倒を検知すると、Happiness絆を導入したパソコンやタブレット、スマートフォンといった端末へ自動で通知が届き、介護スタッフはすぐ対応することが可能。共有場所など、入居者が数名いるところで1名が転倒しても検知ができます。また録画機能もあり、転倒の様子を映像で確認することで、転倒対策に活用できます。

「居室用カメラ」は小型のドーム型カメラで、上下左右、拡大縮小など、スマートフォンから自由に閲覧・操作することができるもの。ラインクロス機能を搭載しており、居室の出入り口付近にカメラで見えないラインを設定することで、入居者がそのラインを越えて廊下にでると、転倒検知機能付きカメラと同様に、Happiness絆を導入したパソコンやタブレット、スマートフォンなどの端末へ自動で通知が届きます。こちらは認知症や徘徊対策に活用できるそうです。

ハピネスコーポレーションはHappiness A-EYEの開発にあたり、「介護施設では、数十人の入居者が日頃、廊下などを歩いている中、転倒し骨折し倒れたままでいる場合が多々あるとお聞きしております。IT業界の弊社で、なんとか出来ないかを考えた結果、AI機能搭載したカメラで転倒を認識できるカメラに出会い、この度採用し誕生しました」とコメントしています。

内閣府が発表したデータによると、介護施設内で最も多い事故は転倒・転落・滑落で全体の65.6%を占めており、介護職員の人員不足が叫ばれるなか、業界では事故そのものをどのように減らしていくかが大きな課題になっています。

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